過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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燈可奈弁X
◆WxhrC2Qhtw
[saga]
2012/10/29(月) 02:33:46.65 ID:gOGKl+eA0
>>249
「実際、一度乗った事あるんですけどややこしくなるからそれはおいておきます。
何かの、ほら、日本一有名なタイムマシンと同じ作者の漫画で見た事あるんですよね、
人間に秘密がある限りタイムマシンは絶対に実現しないって」
「実に興味深い」
「私にはタイムマシンはいらなかった」
「身近にその代替物があったからか」
「流石ですね、湯川さん。
燈馬君は、ある時は本当に私の過去を取り戻してくれた。
燈馬君は、タイムマシンなんかに頼らなくても、
そこに実際に存在した過去をありのままの形で私達の頭の中に見せてくれた。
それは、辻褄が合ってそれもあり得る、と言う話ではなかった。
確かに存在していた、その事を見せてくれた」
静かな微笑みは、見ている側には湯川への嘲笑にすら見えた。
遠目に見ていた内海は、
言葉に頼らなくともこの勝負或いは湯川の負け、と直感した。
「ご存じでしたか?燈馬君、撃たれた事あるんですよピストルで」
「それは、海外で?」
「いいえ、この日本、ここからでも行ける所です。
大学時代の天才を狙ったストーカーだったんですけど、
そういう訳で、海外で燈馬君の前に殺された事件が国家機密扱いにされて、
只の高校生が銃撃されたと言っても動機を説明出来なかった。
川沿いで銃撃されて弾丸は肩をかすめて川の中。
実際ケガしてて燈馬君の供述もあるから警察も川浚いまではしてくれたんだけど、
もしかしたらどっかに流されたかこの川一杯の砂利の中から見つけ出す事は出来なかった。
お陰で、私達がストーカー本人現行犯でふん捕まえる迄燈馬君警察からも嘘つき扱いでした。
何かよく分からない子どもが目立ちたくて幼稚な狂言をしたんだろうって」
「その当時でも、燈馬想だと言うだけで銃口を向けられる危険は十分にあったと、
僕などはそう思うが」
「なんですけどね。只、今ならなんとなく分かるんです。
警察は見ていない事も多いけど、むしろ色んな事を見過ぎてしまってるって」
「少なくない事を知る事を全てを知った事と錯覚し発想を限定する、か」
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