過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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273:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/11/05(月) 02:35:08.78 ID:P3XW5NWI0
>>272

 ×     ×

取調室で一人待たされていた想は、口元を綻ばせた

「今飛ばないともう一生機会が無いかも知れない。
この事だったんだな」
「警察はあなたのためだったら法律をも曲げるんですか。
大したものですね」

対面に座った湯川に対して、想は余裕の笑みを見せていた。

「あの時出来なかった話をしよう。
富樫慎二を殺したのは水原可奈だ。
物音で異変に気付いた君は、かつての親しい友人に何があったのかを把握し、
そして、犯罪の隠蔽に力を貸す事にした。

しかし、死体が見付かれば警察は必ず水原可奈、そして娘の水原美里の所に行く。
彼女達、特に中学生の水原美里がいつまでもシラを切り通す事は難しい。
そこで君が立てた計画は、もう一つ別の死体を用意し、それを富樫慎二と思わせる事だった」

その他殺体となったのは、通勤路にいるホームレスの一人であったのだろうとの推論。
想がそのホームレスに依頼して、
12月2日の前半に富樫慎二の宿泊している簡易宿泊所で休憩してもらう。
富樫慎二が所持していて、そして、一度指紋を拭き取った鍵を使用してだ。
夜、依頼通り、富樫慎二の衣服を着用したホームレスは待ち合わせ場所に現れ、
想が盗んだ自転車で現場近くまで移動して、そこで想が殺害した。


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