過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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80:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/08/29(水) 02:32:35.39 ID:7OWLv8JO0
>>79

「内海さん、でしたか?」
「はい」
「あなた、いい事を言いました」

思わず口を突いてしまった可奈の言葉に、二人の刑事は視線を交えた。

「いい線いってる。燈馬君の事、そこまで調べたんですね」
「知り合いの学者が燈馬想氏の事をよく知っていました」
「それは湯川と言う物理学者」

二人の無言を可奈は肯定と捉える。

「そう、燈馬君は人殺しなんて馬鹿な事は絶対にしない。
例え、どんなに大事な相手にそんな事を頼まれても、
だったら大事だからこそ、別の方法を考えるか距離を取るか、それだけ。
人を殺していい事なんて無いんだから、燈馬君がそんな事、絶対あり得ない」

「よくご存じなんですね、燈馬想氏の事を」

草薙が体勢を立て直す様にして質問を続ける。

「ええ、前にも言いましたが、高校時代は色々連んで、
分かってるんですよね?二人で事件にも色々関わってたって」
「警視庁に残っている記録を一通りは。お父上の事も。
付け足しの様で心苦しいのですが、実に立派な先輩でした。お悔やみ申し上げます」

「有り難うございます。随分前になります」

「それが、高校時代の事。
その後、あなたは都内の短大に、燈馬想は当初帝都大学を第一志望として合格圏内に入っていた。
本来なら私や湯川と同窓となる予定だった訳ですな。
それが、急遽元いたMITへの進学手続きを取って合格、卒業早々に渡米した。そうですね?」
「そうです」
「その辺りの事、ご存じでしたか?」


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