364:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/25(火) 21:27:16.97 ID:Rwkn3+0DO
自殺、という行為を、大抵の動物は行わない。
自分の身は自分で守ることが重要な世界では、生きる事が全てだ。
だから、クロは、自ら死を選ぶようなヤツは馬鹿なだけだと考えている。
ロボットだって死ぬために、戦ったのだ。
辛く、苦痛を伴う運命に立ち向かい、心をすり減らしながらも己の役目をまっとうしたヤツだっていたのだ。
そして、彼を殺したのは自分だ。
クロ「じゃあ、まかせろ。てめーら全員ぶっ殺してやるよ」
物騒な言葉を聞いたまどかは、慌てて声を上げる。 クロが何をしようとしているのかに気付いたからだった。
まどか「やめて、ちょっと待って!なんか変なの、この人達」
ガトリングに内蔵されている引き金を引こうとしていたクロは、その指を止めた。
クロ「んだよ」
まどか「この子、私の友達で、こんなこと絶対にするはずがないの!もしかしたら……」
この子と、言ってまどかが見つめる先にいたのは、淡い緑色の髪をした少女がいた。
なんの感情も持っていないかのような目でこちらを見ている。
よく見れば、そこにいる全員が同じような目でクロを見ていた。
確かに、これはおかしい。
ただ単純に、魔女の臭いがする場所に、都合よく馬鹿が集まっただけなのかと思ったが、どうやら違うらしい。
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