365:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/25(火) 21:48:20.75 ID:Rwkn3+0DO
まどかの様子に、乱暴されたのではと思いから、頭に血が登っていたこともあったかもしれない。
まどか「お願い、この人達を見捨てないで」
《見捨てちゃダメー!!》
懇願するような瞳で、こちらを見てくる姿に、どっかの電気スタンドが叫んだ、いつぞやの言葉を思い出した。
クロ「別に本当に殺しゃしねーぞ?」
こうなってしまったら、やるしかない。
左手を下に向け、力を抜くと、ガトリングが腕を離れた。
仁美「あら撃ってくれないの?残念だわ」
周りの人間達も、口々に残念だと喚きだした。
黙っていれば、その内クロが銃を放ち、自分達の命を刈り取ってくれるものと期待していたようだ。
もはや、猫が二本足で立っているとか、しゃべっているとかはどうでもいいらしい。
仁美「じゃあ、さっきの続きをっ!?」
喋っている途中だった仁美の額に、さっきまでクロが使っていたガトリングがぶち当たっていた。
ゴキンっという凄まじい音が近くにいたまどかの耳にも届いく。
クロを見ると、全力投球で振りかぶって投げた後のモーションをしていた。
仁美「はふ〜」
目を回して、仁美は倒れこむ。
地面に身体を打ち付ける寸前で、まどかはその彼女を受け止めた。
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