442:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/01(月) 21:34:22.16 ID:Fs0Fl9oDO
普段と変わらない臭いに、普段とは明らかに違うその姿。
ほむらは、なんと小さな身体にピッタリと合うようなフリフリが付いた人間でいうワンピースのような衣装を纏っていたのだ。
ほむら『あぁっ!良いところにいた、あんた助けろよ!』
大慌てでクロの背中に回り込んだほむらは、そのまま身体を必死にクロで隠していた。
クロ「……なんだ?お洒落に目覚めたか、雌に目覚めたか、どっちだ?」
ほむら『どっちも違う!』
かぐら『あぁ!?ほむら発見!!』
ヒィっ、とその声に更に怯えるほむらだったが、声の主は彼もクロもよく知るかぐらの声であった。
クロ「お前もか」
そしてクロの言葉が示す通り、かぐらもまたほむらと同じ衣装を身にまとっていた。
ほむらとは違い、色違いの白いワンピースだったが。
「見つけた見つけた!よーし、お手柄だぞぉ、かぐらちゃん」
更に、後ろから現れたのは一人の女性であった。
この家の家計を恐らくは一人でまかなっているであろう人物で、最も重要な人間。
知久の嫁で、まどかの母である詢子が、小さな手のひらサイズの麦わら帽子を持ちながら現れた。
かぐら『詢子!捕まえよう!お兄ちゃんそこどいて、ほむらに帽子かぶせられない!』
かぐらが、詢子が喜色満面の様相でクロに迫ってきた。
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