522:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/07(日) 23:30:05.87 ID:UsWududDO
まどか「さやかちゃんっ!」
さやか「分かってるよ」
意を決したまどかの言葉にさやかが呟くような声を漏らした。
まるで疲れ切ってしまった響きからは、それでも彼女の真意を読み取る事はできない。
さやか「流石に、あの猫を信じているだけであんたと縁を切るなんておかしな話だ。まどかは好きにすればいい、でも私は───」
まどか「さやかちゃん!私は、私だけの問題を解決しにきたんじゃない」
やはり、まだ。
まだ彼女は分かってはいなかった。
これはただ、さやかとずっと友達でいようと言うために彼女と話したかったのではない。
まどか「確かに、さやかちゃんとはずっと友達でいたい。絶対にそれは譲れない。でも、それはクロちゃんにだって言える事なんだ」
適当に、投げやりに「ごめん、やっぱり友達でもいいよ」とさやかは言ってきたも同然だった。
しかし、序盤こそもたついたがまどかは「絶対に友達になる」という確固たる想いを固めていたのだ。
まどか「クロちゃんは確かに人を殺したよ。でも、何か事情があったかもしれない。そうじゃなきゃ、クロちゃんは適当な理由なんかじゃあんな事しない」
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