865:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/29(木) 21:39:13.02 ID:O+ChaoADO
マミ「くっ、止まりなさい!!」
自分達に向かってくるスクーター、このままではみすみす見逃してしまう。
そんな事は、彼女は許すことはできない。
そんな悪を見逃すような事はできない。
マミがスクーターの進路方向に飛び出そうと身体を動かす。
もうその距離は10メートルを切っている。
あまりに危険で向こうみずな行動であった。
このままでは、ぶつかる。
誰が見ているかは彼女は知らないが、少なくとも彼女はそう思った。
走りながら、マミはギュッと目を閉じた。
硬い鉄の塊が激突する音がした。
マミ「くぅッ………………え、あら?」
目を閉じたままで視覚を遮ったせいで何がどうなったのかが分からない。
捨て身の行動をとったその代償である衝撃もいつまでたってもやってこない。
一体、どういう事なのかと恐る恐るまぶたを開くと。
引ったくり「いてぇ…、いてぇよぉッ……」
スクーターは道の上で、もの見事にグシャグシャになっていた。
まるで、巨人に真横から思い切り殴り付けられたようだ。
そして、その持ち主は前述の言葉を地面にのたうち回りながら喚いている。
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