過去ログ - セイバー「シロウに一番愛されているのは私ですね」オルタ「あ?」リリィ「え?」ネロ「む?」2ツメ
1- 20
19: ◆ecH57LqR9PZC[saga]
2012/08/31(金) 16:48:26.26 ID:knKtZ/M50
士郎
「ね、寝ぼけてる?」
リリィ
「寝ぼけてなんか、いません…………」
士郎
「って、リリィ!? 止まって止まって!」

質問を流すように答えたリリィは、ぐっと細い身体に力を込めて、再び俺に覆いかぶさるように体重をかけてきた。
それを慌てて止めたら、リリィは不満そうな顔をして少しだけ頬を膨らませていた。
リリィ
「なにするのですかシロウ」

……それはこっちのセリフなんだけど、と思うけれど至近距離でリリィの顔を見ているとそんな言葉も出てこない。
白い、でも健康的な白さの肌に、綺麗な瞳、整った顔立ちだけど、どこか可愛さが目立つ。
そんな美少女の顔を目の前にしていると、どうにも緊張してしまうし。
その、やはり谷間が”むにっ”としていてどうにも目を逸らしてしまうのだ。
リリィ
「…………」
士郎
「…………」

端から見たらには華奢な女の子に俺が押し倒されているように見える状況。
実際に似たようなものなのだけれど、その状況が理解出来ないでいた。
ネロなら、まぁ、良くあることだけど、リリィが何故?
混乱と興奮が合わさって、どうしたら良いか解らない時間が経っていく。
互い無言で、見つめあったまま動かないでいた。
動かないと言っても俺の上で”お兄ちゃん起きろ〜!”ポーズをしているリリィは荒い息でゆっくりとだけど肩を上下させているし。
俺は俺で視線をどこに置いて良いか解らないでふらふらしている。
士郎
「り、リリィ…………」

だけど、いつまでもこの体勢でいる訳にはいかない。
何故なら、既にかなり下半身のもう一人の俺がエクスカリバーしそうになっているのだ。
リリィの顔、そして柔らかいのが見てるだけで解る柔らかい胸。
見ているだけで本当にやばいのに、腹の辺りに彼女の柔らかい尻の微妙な感触が伝わってきている。
だから、既にリリィの座っている少し後ろで俺の息子はゆっくりと臨戦態勢になっている。
言い訳としたらこれは仕方ない、俺の生活は誘惑は多いくせに禁欲的なのだ。
最後に抜いたのは一週間は前だし、今日はアイリさんと添い寝にセイバーたちとの水着。
それ以前にリリィと同じ部屋で寝ていたのだ、興奮しない男がいるならそいつは不能かゲイだ。
で、不能でもゲイでもない俺は…………興奮しきっていた。
リリィ
「シロウ…………」

俺の名前を呼んでゆっくりと迫ってくるリリィ。
薄っすら濡れたようなその唇に魅せられてしまった俺は、ライダー(※征服しない方)の魔眼を受けたように固まってしまい。
リリィ
「ん、ちゅぅ……んむ、ちゅっ♥」
士郎
「!?!?!??!」

無防備にそのままに、彼女の柔らかい唇を唇で受けてしまった。
薄暗い部屋で、浴衣姿の美少女に馬乗りでのキス。
柔らかい、こんな柔らかい物体がこの世にあるのかと思うくらい柔らかい唇。
そして、ふわっと香ってきたあまりにも良い匂い。
俺はそれらの要素に頭が沸騰してきっていた。
顎の筋肉が馬鹿になってしまったのか、何回も何回もパクパク口を開け閉めして、リリィを見つめた。
リリィ
「………………」
士郎
「っと、り、り、ぃ?」

彼女は何も言ってくれないで、間接照明の明かりの下で白い肌を真っ赤にしていた。
自分の唇をゆっくり触って、そこに存在しているかを確認するかのように。
リリィ
「はっぁ…………はぁはぁ」
士郎
「……………………」

リリィは自分でしたのに信じられないのか、何度も何度も唇を触り、俺の上に座ったまま小ぶりだけどむっちりしたお尻をもじもじさせていた。
この状況が何なんだろうと俺は固まっていた。
と、言うかしっかりとした女性とのキスに上下ともに固まってしまっているのだ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/603.03 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice