過去ログ - 杏子「お、ほむ焼きの屋台だ」 仔ほむほむ「ホミュェエエェェッッ!!!…」
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902:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/06(土) 09:49:13.47 ID:/+Sthqwn0

「ホムウウゥゥゥゥゥッ!?」トテテテテ…


逃げながらほむほむは考える……


……どうして人間が!? 今までずっと見つからなかったのに……

……どうして? 家族が出来て……幸せいっぱいだったのに……


ほむほむは変わったのは自分だけと思っている……しかしそれは違っていた……

人間が巣に気づいたのは昨日の交尾の声が原因だ……また、いつもと違う時間に餌探しに出た為に巣を探しに来た人間に見つかってしまったのだ……

ほむほむがまどまどを迎え入れ、番になった瞬間から全てが変わっていたのだ……しかし、今更どうする事も出来ない……


「ホムウウウゥゥゥ…『ガスッ!』ホマアッ!?」ゴロゴロー…

「マドッ!?」「ホミャッ!?」「ミャロッ!?」ビクビクッ!


急いで巣に駆け込んだほむほむは箱の段差につまずいて転げてしまった……留守番をしていたまどまどと仔達が驚きながらほむほむを見る。


「ホ…ホムムゥ…」イタタ… サスサス…

「マド!?ホムラチャン?」ダイジョウブ? トテテテ…


転んだほむほむにまどまどが急いで駆け寄る。


「ホミュウ?」「ミャロオ?」トテトテトテ…


仔達も不思議そうな顔で近づいた……その時!!


ドスッ!!

「ホムアアアァァァッ!?」「マギャオオォォォッ!?」ゴロゴロー…

「ホミャアアァァァッ!?」「ミャロオオォォォッ!?」コロコロー…


突然巣が揺れて、家族は入り口の方に転げてしまった。


「ホ…ホムムゥ…」ヨロヨロ…


ほむほむが巣の中を見ると、入り口と反対側の壁が大きく内側に開いてしまっていた……


「マドマドッ!?」ナニアレ!? フラフラ…


まどまども巣の異変に気づいた。


「ホミャアアァァ…」ピエェェェン…

「ミャロオオォォ…」エグエグ…


……仔ども達を守らないと!


「マドカァ!!ホムホムーッ!!」コドモタチヲ!! ヨロヨロ…

「マドッ!?マドマド!!」ソウネ!! トテ…トテ…


ふらつきながらも番は泣きじゃくる仔達に向かって歩き出す……そこへ外から声が聞こえてきた。



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