過去ログ - 勇者「時代は変わり」魔王「風と共に去りぬ」
1- 20
75: ◆2GCrAwA30Q[saga]
2012/09/04(火) 13:28:58.18 ID:PuAv+VZU0

勇者中尉「あそこがおおよそ一〇〇ヤードだ」
勇者中尉「敵があそこに近づくまでは、決して撃つな!」
勇者中尉「敵が一〇〇ヤードに近づいた段階で、第一の斉射を行う」
勇者中尉「その直後に再装填、二回目の斉射の後は」
以下略



76: ◆2GCrAwA30Q[saga]
2012/09/04(火) 13:31:04.64 ID:PuAv+VZU0

バリケードより半身だけ出した兵士達が、一斉にその銃を構えた。
敵の駱馬の脚が、地面を叩く音が徐々に大きくなり、また、その間隔も狭まって行く。
敵が速度を上げているのだ。みるみる、敵の姿が大きくなる。

以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/04(火) 13:31:58.33 ID:x9Wlqom1o
>>73
いいな、最高に好きな時代だ。
応援してるからがんがれ


78: ◆2GCrAwA30Q[saga]
2012/09/04(火) 13:33:09.88 ID:PuAv+VZU0

――ズドドドドォォォォン!
最前に陣取る第一班が一斉に発砲!
白い煙に視界は一瞬、完全に覆われ、その向こう側で敵の叫び声が聞こえる。

以下略



79: ◆2GCrAwA30Q[saga]
2012/09/04(火) 13:34:26.85 ID:PuAv+VZU0

義勇兵をさがらせ、騎馬警官に銃剣で――そう命令を下そうとしたその時だった。

曹長「中尉、敵が退いていきますぜ!」
勇者中尉「何だと!」
以下略



80: ◆2GCrAwA30Q[saga]
2012/09/04(火) 13:36:25.61 ID:PuAv+VZU0

――敵が彼らの接近に気付き、挟み討ちを恐れて退いたのは解った。

しかし、この辺りには騎馬警官はともかく、騎兵隊は配置されていなかった筈だ。
一体、何処の部隊だ?
以下略



81: ◆2GCrAwA30Q[saga]
2012/09/04(火) 13:39:29.08 ID:PuAv+VZU0
今日はココまで。

ここにおいて、本作では本当に数少ない(片手で数えられる)程度しか出て来ない女キャラの内、
唯一のメインキャラである『女エルフ中尉』の登場です。

以下略



82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県)[sage]
2012/09/04(火) 16:05:36.99 ID:FYQAWgUbo
乙乙
次も期待


83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/04(火) 17:08:57.61 ID:L7ou4OkIO
そのむさ苦しさがたまらない


84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/09/04(火) 23:00:07.90 ID:LtU3+pYYo
技術解説が最高にwwktkする
毎回楽しませて貰ってます!


85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/09/06(木) 20:46:48.62 ID:8pkt+DEco

面白いな
なんか皇国の守護者とイメージが重なる


363Res/206.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice