159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/19(水) 22:30:20.00 ID:CZWxbiQ2o
「じゃあ、こうしようよ」
あたしはイケヤマの表情を覗った。
「何?」
「あんたは真面目で清純な女の子が好きなんでしょ? 別にあたしじゃなくてもさ」
「・・・・・・俺が好きなのはおまえ」
あたしはイケヤマの言葉を遮った。
「まあ聞けよ。とりあえず試してみようよ」
「試す?」
「そう。あんたが本当にあたしのことが好きなのか、それとも真面目そうな世間知らずの
女の子が好みなだけなのかさ」
「意味わかんねえよ」
「この間イイダに犯されそうになってた富士峰の中学生いたじゃん? あの子を何とかし
ちゃいなよ」
「何とかって」
イケヤマは戸惑っている様子だった。
「あの子は富士峰の中二で、ピアノコンクールの常連の入賞者なのよ。極めつけのお嬢様
で、しかも外見はすごい美少女じゃん。完璧にあんた好みの子でしょ?」
「俺はおまえの方が・・・・・・それで?」
少しイケヤマの興味を引けたようだ。
「その子をナンパでもいいし、何だったら無理矢理レイプしてもいいからあんたの女にし
ちゃいなよ」
「レイプっておい。いきなり知らない子にそんなことできるかよ。それに何で俺がそんな
ことしなきゃいけねえの」
「あんたがナンパであの子を自分のものにする自信があるならそれでもいいけど。でもあ
れだけの奥手のお嬢様相手にナンパって厳しくない?」
「何言ってるのかわからねえ」
イケヤマは本気で頭を抱えて悩んでいた。
「簡単だよ。あんたがあの富士峰の子とナンパでもレイプでもいいけど、一度あの子を自
分の女にしちゃえってこと。それであの真面目そうな子を自分の女にしてみてあたしと比
べてみなよ。それでもあたしの方がいいって言うならまたあんたとの付き合いを考えてあ
げるよ」
今度こそ本当にイケヤマは心を動かされたようだ。
「本当だな」イケヤマは言った。「俺があの子を俺の女にしてみて、それでもおまえの方
がよかったらよりを戻してくれるんだな」
「考えてあげるということだよ。だから一度あたしたちは別れよう」
イケヤマが再び考え込んだ。
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