過去ログ - ビッチ
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/01(土) 00:13:30.59 ID:JedZn9S4o

 妹は僕に抱きかかえられたまま寝入ってしまった。酔いつぶれている人間を二階の部
屋のベッドに運び込むことがこんなに大変なことだと僕はその日初めて思い知らされた。

 手っ取り早くお姫様抱っこしようとしてもぐんにゃりとした妹の体はとても持ち上げ
ることはできなかった。結局僕は妹をの肩を抱きかかえて半ば無理に立たせて彼女を引
き摺るようにしながらるようやく二階の彼女の部屋に運び込むことができた。

 もう下着とか服を着せるのは無理だった。僕は妹をベッドに投げ出してこいつの裸身
に毛布をかけてから自分の部屋に戻った。

 僕は泣きたい気分だった。仲の悪い酔った妹から裸を見せつけられるような悪ふざけ
をされた。結局もう夜明けが近い。そして明日、というか今日の早朝には目不足のまま
ナオに会って告白の返事をしなければならないのだ。

 いや、そんなことを嘆いている場合ではない。とにかく寝過ごしてはいけない。僕は
目覚まし時計のアラームを確認すると携帯のアラームもセットした。明日だけは何とし
ても遅刻できない。

 僕はベッドに入った。短い眠りの中で夢を見た。夢の中の少女はナオでもあり妹でも
あった。

 そしどういうわけか夢の中の少女は清楚で恥かしがりやででも積極的な女の子だっ
た。

 夢の少女は全裸で僕に微笑んだ。

『一目惚れとか軽い女だと思われるかもしれないけど、お兄ちゃんのこと気になってる
の、と言うかはっきり言うとお兄ちゃんのことが好きです』

『ナオトさん、これでもあたしってガキなの?』

『ナオトさんあたしを見てどう思った?」

 クスクスと笑う妹の声。いやこれはナオの声だったのか。

「あ、そうか。ナオトさんってキモオタだから見ただけじゃわかんないんですね」

 俺に抱きつこうとするナオ、いやそれは妹なのだろうか。

 その時、時計と携帯のアラームが同時に鳴り出し僕は目を覚ました。嫌な汗が全身を
濡らしていた。


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