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964:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/11(月) 23:32:03.55 ID:ER1rVJ59o

『怜菜が本当は鈴木先輩のことなんか好きでも何でもなかったとしたら?』

『どういう意味?』

『そして鈴木先輩が執念深くずっと君のことを狙っていたとしたら?』

『先輩があたしにそんなに執着するわけないじゃん。この人、ただでさえ女にもてるんだ
し。それに卒業してから何年経ってると思ってるのよ。それに先輩があたしなんかのため
だけに怜菜と偽装結婚までするわけないじゃん。結婚とか式とかってどんだけ費用と労力
がかかると思ってるのよ』

『だからあ。先輩はそんな面倒くさいことは考えないでしょ。問題は怜菜の意図でしょう
が』

『どういうこと?』

『前にも言ったとおり怜菜は君の敵だ。先輩は単純に怜菜に惚れただけでしょ。彼女って
控え目で可愛らしいしね』

『・・・・・・あんた、どっちの味方なのよ』

『私は君そのものだからさ。君の味方に決まってるじゃん』

『先輩は大学卒業後に怜菜を好きになったということね。それはわかった。でもそれじゃ
怜菜の気持は?』

『そんなことはわからない。神様じゃないんだからさ』

『怜菜は先輩のことが好きじゃないって言ったよね?』

『怜菜は君の敵だよ。そしてこれは純粋に仮説に過ぎなくて証拠はないんだけどね。怜菜
が何とかして博人君を君から奪おうと考えているとしたらさ、君に浮気させちゃうのがて
っ取り早くない?』

『あたしは浮気なんてしないよ。博人君を失ったら生きていけないもん』

『仮定の話として聞いてよ。仮に君と鈴木先輩が浮気したとするじゃん』

『絶対にしない』

『仮にだって! そうしたら鈴木先輩の動向を確認しているだろう怜菜はどうすると思
う?』

『・・・・・・どうするのよ』

『怜菜は博人君に接触するよ、間違いなく。それで旦那に浮気された被害者を装って博人
君の同情を買うと同時に君と先輩の仲が浮気ではなく本気だと博人君を説得するでしょう
ね。押し付けがましくなく自然にね』


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