過去ログ - 上条「お前は…超能力なのか?」アストラル「超能力とはどんな効果だ?」
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68:上条当馬
2012/10/07(日) 00:05:27.42 ID:PDNbdNqjo
上条「クローン？ 人形？ そんなの関係ねぇんだよ！ いくらクローンが量産できるっつっても御坂妹は1人だけじゃねぇか！ 他にはいねぇんだよ！ たとえ二万体のクローンを作ったって全く同じ奴は1人もいないんだよ！ それが…生きてるってことだろうが！！ いいぜ、それでもお前が御坂妹を傷つけるってんならまずはそのふざけた幻想をぶち壊す！！！！」

そう叫ぶと上条当麻は一方通行に向かって走り出した
己の拳で幻想を打ち砕く為に

こちらへ向かってくる上条を見ていた一方通行は小さな違和感を感じていた

一方通行(奴は今までの奴らとは何かが違う…)

一方通行を襲ってきた人には様々な種類があった

自らの拳を振りかざしてくる者
バットで殴りかかってくる者
銃で遠くから狙い撃ちしてくる者
戦車などを持ち出してくる者

一見すれば上条もその内の1人のように思える
しかし何が違うのだ

一方通行(目だ……目が違う)

過去に襲ってきた人達の目は大きく分けて２種類あった
それは恐怖か余裕だった
しかし、上条の目はそのどちらでもなかった

一方通行(覚悟か)

覚悟、それは一方通行のことを恐れていたり逆に舐めていては絶対に得ることが出来ないものだった

一方通行(おそらくあいつは俺の能力について少なからず知っているはずだ それでもこの俺を恐れずに向かってくるってことは何かしら俺に対して有効な手段を持っているということになる…)

一方通行は学園都市最強の能力者である
それはつまり、学園都市で最も頭の回転が早いということでもあるのだ

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