過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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22:投下[saga]
2012/08/30(木) 09:30:21.10 ID:r7/tUdvr0

千早「あ、ありがとうございます」

 プロデューサーがあまりにも真剣な目で見てきて、羞恥から顔を横に逸らそうと思ったけど、
褒められているのに目を背けるのも失礼なのではないかと思い見つめ返す。

 ……プロデューサー、ちょっと痩せた?

 その時になってほんのわずかにプロデューサーの頬がいつもよりこけているのに気付いた。
 それは私がひきこもっている間、プロデューサーはずっと仕事を続けていた証であり、
同時に私ではない誰かのプロデュースに力を注いでいる証拠である。

 ……当然よね。

 再び裏切られたと嘆き始めた心を理性で鎮める。
 彼がプロデューサーで、私の担当から外れた以上、
他のアイドルのプロデュースを始めるのは当たり前のことだし、仕方ないことだ。
 そうわかりきっているのに、こんなに悲しいのはなぜなんだろう。



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