122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/26(水) 11:28:16.44 ID:tGZKfFt30
でも私にはタカに隠していることがあった。それは私が女だということだった。
タカは私のことを男だと思っている。まあ、それも無理はない。私の外見や口調は男そのものだったから。
今まで何度かこのことをタカに打ち明けようとしたことも有ったが、
なんかどことなく恥ずかしくて、心の奥がソワソワしてしまい結局できない。というパターンを繰り返していた。
でももう打ち明けなきゃいけない。だって私とタカは友達だから。友達なら隠し事はいけないはずだし
隠している自分にもいい加減嫌気が刺していた。
夜空「タカ。オレ、おまえに言わなきゃいけないことがあるんだ。だから明日、この公園に来てくれ!」
タカは少し不思議そうな顔をしたが、ゆっくりと頷いて
タカ「ああ、でもソラがそんなこと言うなんて珍しいな。
いつもだったら、そんな勿体ぶらないですぐ言うはずなのに……」
何かを考えているのか目線が斜め上を彷徨っている。しばらくして何か閃いたかのように手をポンッと叩いた。
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