過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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216: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/10/13(土) 06:30:10.98 ID:/Osn8/+m0
魔王『うぬぬゥ〜〜〜……真正面勝負では勝てる気が起きんぞ』

父『んー当り前であろう、このォうつけめェ。父を誰と存じるか』

父『今も昔もォ〜魔王なのだよゥ。貴様が魔王に為ろうが為らまいが』

魔王『では余の勇者伝のためにも貴様を完璧にぶっ潰さなければならぬな!』

父『決意したなァア!! 今、その瞬間に貴様は父を越えると決意を固めたのだァァァーーーッ!!』

父『よかろうゥゥゥッ!! この魔王ゥ、全力全快で貴様を滅ぼしてみせようぞォ!!』

魔王父から魔王へ跳びかかる! 一歩足が地へ着くだけで衝撃波が発生し、魔王を襲う!

足元へ注意を払いつつ、魔王は父の隙を探すのだ! しかし、やはり元は魔王!

近・中・遠。どこを取ろうが隙の一つ見せる事はなく、様々な攻撃で魔王を圧倒する!

魔王(なんとイヤらしい戦法かッ)

魔王(あの糞パパ上めが。恐らく余が魔法を撃てない事を知って距離を取る)

魔王(近接戦闘ではあの巨体からも想像できぬ素早く精密な動き……)


父『滅せよオオオォォォォォオオオウウウウウゥゥゥーーーッッッ!!!』


魔王父の痛恨の一撃がズドンと炸裂!

魔王『うげげぇ…がぼべっ……〜!?』

魔王(力押しではけして勝てぬ! 隙を見るのではない、余が奴に作るのだっ…!!)

咄嗟に装飾のマントを引き千切り、魔王父へ被せる!
マントの中でもごもごとしている様子を見るとこの攻撃は予想できていなかったのだろう。

魔王は腕を組み、肘鉄を恐らく顔面の位置であろう部分へ叩きこむ!

魔王『ざまァみやがれであるわ』

父『ん〜そういった台詞は己が勝利した時にのみだァ。最後まで取っておけィ』

魔王『!』

何が自分に起きたのかも理解する事なく、魔王は地に伏せられていた。

魔王『ま、魔法を使いおったのか……』

父『貴様がそう思うならそうなんだろうな。貴様ん中ではな』

魔王(おのれぇぇぇ〜〜〜!!!)ギリギリ



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