過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/11/06(火) 04:10:12.28 ID:3b8AmYtp0
魔女「……ばかちん」
女勇者「っ〜〜〜!!」
僧侶「こーらっ!! …もう、お二人ともいい歳なんですからお子様みたいな真似しないで」
女勇者「だって、魔女っちが悪いんだよ…」
僧侶「どちらもいけません。五十歩百歩です。ほら、魔女さんも謝らないと」
魔女「私は別に悪い事してませんわ。バカと言わせるような事するあっちが悪いの」
僧侶「はぁ……」
女勇者「違うもん! そっちが悪いんだよ! う、ううっ…魔女っちのばがぁっ」グスン
魔女「バカと言った方がバカなんでしょ? やーい、やーい!」
女勇者「こ、の、や゛ろっ……!」
またも懲りずに取っ組み合いのケンカを(ry
僧侶「」ぷっつん
僧侶の攻撃! 女勇者の手を掴み膝を蹴って体制を崩すと、手を捻った!
女勇者「い゛だだだだだだ、だ、だぁーーーっ!!?」
僧侶「……」
そのまま服の裾へ手を伸ばしがっしり掴むと投げつけ、地面へ女勇者を叩きつけた!
女勇者「がふ…」
魔女「あ、あああ、あわわわわわっ」
がしっ
魔女「ひぃっ!?」
魔女も同じように地面へ叩きつけられてしまった! 追い打ちに胸倉を持ち、さらに叩きつける!
魔女「うげぇ…」
女勇者・魔女「」
二人は茫然として、地面へ寝転がったままになっている。
エルフ「すごい」
僧侶「護身術をシスターから教わった事がありまして。まさか躾けに役立つとは」
僧侶「お二人とも、ケンカはやめましょう。わかったわね?」
女勇者・魔女「……」
僧侶「返事」
女勇者・魔女「は、はい」
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