過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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311: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/11/06(火) 04:11:45.77 ID:3b8AmYtp0
「…………」

商人「今ので、何かしたのかい?」

魔王「恐らくなァ」

僧侶「お、恐らくって。どういう意味ですか? 呪文はよく分かりませんでしたが、この状況を打破できるものなんですよ
ね?」

魔王「いや、知らん。余もよく分からんのだ」

僧侶「はい?」

魔王「お、おっかしいであるなァー。絶対何かできると思って唱えたのだがなァー?」

魔女「出鱈目で呪文唱えたってことですの? アホらしっ」

魔王「出鱈目ではないわ! 人喰いどもを払った時のような感覚を思い出してしっかり…」

魔王(余の中の力は未知数。まだ力の使い方を理解できぬ状態で適当に呪文を唱えるのは無駄ということか?)

戦士「……」

エルフ「戦士くん、どうしたの。冷や汗をかいてる」

女勇者「戦士さん?」

戦士「お、俺……ちょっと……お手洗いに……はぁ、はぁ……うっ!?」ギュルギュルピー

僧侶「戦士さん? もしかしてお腹を壊してしまいましたか? だ、大丈夫?」

戦士「は、話しかけるなっ…ああ、神よ……ひー この痛みをなんとかして、畜生ッ!!」

戦士は千鳥足で何処かへ行ってしまった。

魔女「結局何も起きないじゃない。期待して損しましたわ!」

魔王「うーむ、おかしい……」



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