過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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301: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/11/06(火) 04:05:12.00 ID:3b8AmYtp0
魔王たちは港町で小船を借り、目的地へ向かう。
いつもの調子で騒がしく。

女勇者「海は広いな〜大きいな〜、ってか♪」

以下略



302: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/11/06(火) 04:06:10.84 ID:3b8AmYtp0
魔王「どうだ、件の大船は見えたか?」

戦士「今ンとこは何にもって感じっス。本当にあっちから現れるような事なんてあり得るんですかね」

僧侶「向こうが敵かどうかはハッキリしていませんが、味方でもありませんからね」
以下略



303: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/11/06(火) 04:06:41.60 ID:3b8AmYtp0
戦士「勇者殿、申し訳ないですが幽霊船と遭遇しない場合はこのまま島を目指すっス」

魔王「ああァッ!? 主の余より生ゴミ人間を優先するつもりか!」

戦士「ホント申し訳ないっス! …ただ、船の燃料も有限でして」
以下略



304: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/11/06(火) 04:07:14.27 ID:3b8AmYtp0
小さな孤島


僧侶「……戦士さん、気をつけてくださいと私言いましたよね」

以下略



305: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/11/06(火) 04:07:45.00 ID:3b8AmYtp0
商人「今飯を食っている場合かい!? 冗談にしては笑えないぜ!」

女勇者「そ、そうだよ僧侶さん。別にこんな時じゃなくても…」

僧侶「いいえ、こんな時だからこそです。イラついていても仕方がありませんよ」
以下略



306: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/11/06(火) 04:08:18.56 ID:3b8AmYtp0
戦士「できた。どうぞ皆さんお食べ下さい。そしてすみませんでした」

僧侶「だからもう十分ですって。ご飯も作っていただいたのですから、誰も戦士さんを責めたりしません」

戦士「…本当に?」
以下略



307: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/11/06(火) 04:08:59.72 ID:3b8AmYtp0
魔王「ぐふぅ〜♪ 余は満腹であるぞ! ゲロった分全て取り戻してくれたわ!」

僧侶「それ以上に食べてましたよっ。貴重な食料をよくもー!」

商人「さてと、お腹も膨らませられた事だし、これからについて考えようじゃないか」
以下略



308: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/11/06(火) 04:09:34.22 ID:3b8AmYtp0
魔王「船は一隻しかないと最初から決まっておったのか?」

僧侶「それって……」

魔王「そう、幽霊船よ」
以下略



309: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/11/06(火) 04:10:12.28 ID:3b8AmYtp0
魔女「……ばかちん」

女勇者「っ〜〜〜!!」

僧侶「こーらっ!! …もう、お二人ともいい歳なんですからお子様みたいな真似しないで」
以下略



310: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/11/06(火) 04:11:05.68 ID:3b8AmYtp0
戦士「んで、結局遊んでただけで特に何も考えられてないと」

戦士「あーあ、こんなに服汚しちゃってさ」ぱんぱん

女勇者「これは遊んでたわけじゃ……」
以下略



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