過去ログ - ロバート「葉君と八重ちゃんは似合いのカップルだね」
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15: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/09/03(月) 05:14:01.97 ID:P1Wtri/Z0
それから十数分後。
三枝家の家。

ロバート「葉!」

ニック「……初めまして。三枝葉ことMr.グリーン。S.H.I.E.L.D.の長官、ニック・フューリーだ」

ニック「話は既にバナー博士から聞いている。福岡市に、君のそのパワーを消す薬があると」

葉「ああ。俺としては、普通の小学生に戻りたい。もし反対するなら…… ニック「ご期待に添えなくて悪いが、それには私も賛成だ」

葉の言葉を遮り、ニックはハッキリと賛同の意を示す。
葉とロバートは呆然となり、ナターシャたちは安堵した。

ニック「我々としては、あくまでも君の保護が目的だ。だが、君としては不本意だろう。こちらとしても、それは本意ではない」

ニック「その力を残して半永久的に保護観察下に置かれるより、力を消して一刻も早く保護観察下から解放された方が、双方にとってはプラスだ」

ニック「だから君の福岡行き、全面的に支援する」

葉は何も言わず、右手を差し出す。
ニックも何も言わずに、差し出された手を握り、握手を交わした。

葉「今すぐ福岡へ行く。ロバートも急いで準備してくれ!」

ロバート「OK。しかしどうやって行く?」

ニック「フェリー、飛行機、新幹線、高速バス。こちらの失態だが脱出阻止のために米軍に抑えられている。奴らは乗ろうとした瞬間に他の乗客ごと躊躇いなく君を撃つだろう」

フィル「SSRの方に頼んでみては? あちらはロジャース中将指揮下の独立愚連隊状態ですから、協力してくれる可能性もあります」

ニック「既に在日米軍のこれ以上の暗躍を抑えるために、動いてもらっている。ロジャース中将も今は参謀本部に行って直談判中だ」

ニック「残るは自動車だ。高速道路も料金所で引っかかる危険性がある。だから一般道を突っ切って行くぞ!」

葉「乗る車は?」

ニック「すぐにつく」

ニックの言葉通り、足となる車が到着した。
中々に巨大なバスが。

ニック「トニー・スタークに設計してもらった、エアスラスター式バランサー搭載の装甲デコレーションバス。その名も『一番星・オルタナティブ』(※)だ!」

ニック「運転はナターシャ・ロマノフ、コードネーム『ブラックウィドー』がする。彼女はちゃんとバスの運転に必要な免許は国外で取得済み。日本で運転するための国際免許も取得してある」

※:命名はスターク・インターナショナル社長のオバディア・ステイン。
  日本語の勉強と趣味である日本のアンティーク映画鑑賞も兼ねて『トラック野郎』シリーズを熱心に鑑賞していた影響である。
  ちなみに映画に出ているオリジナルの『一番星』はデコトラであり、『オルタナティブ』はオリジナルとは車種が違うことに由来する。








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