過去ログ - 奉太郎「古典部の日常」
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943: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 13:50:04.96 ID:eVP4bQtW0
しかし、そんな俺にも一つだけ希望があった。

……希望と言うには少し大袈裟かもしれないが、確かに希望があったのだ。

それは、公園の周りに植えられた木や、雑草の中で。
以下略



944: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 13:50:39.67 ID:eVP4bQtW0
以上で第30話、最終章の終わりとなります。

最後に第30.5話、投下致します。


945: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 13:51:16.58 ID:eVP4bQtW0
それからは本当に、灰色の毎日だった。

俺はついに……全てを終わらせてしまったのだ。

冬休みが明け、今日は登校日。
以下略



946: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 13:51:45.60 ID:eVP4bQtW0
そこには、一人の女子が居た。

黒髪は背中まで伸びていて、体の線は細い。

そいつはゆっくりと振り返る。
以下略



947: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 13:52:13.65 ID:eVP4bQtW0

しかし、その言葉を発したのと同時に……全てが泡のように消えた。

窓際になんて誰も居ないし、俺に振り向く人も居ない。

以下略



948: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 13:53:09.74 ID:eVP4bQtW0
やはり、駄目だ。

……くそ、また俺は泣いてしまいそうになっている。

この涙脆さは、あいつから移ってしまったのだろうか。
以下略



949: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 13:53:41.93 ID:eVP4bQtW0
以上で第30.5話、おわりとなります。

そして本日を持ちまして

奉太郎「古典部の日常」
以下略



950: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 13:55:10.63 ID:eVP4bQtW0
最初から見て頂いた方も、途中から追いついてくれた方も、本当にありがとうございました。

皆さんの乙や感想の一言がとても励みになりました。

長いような短い間でしたが、お付き合い頂きありがとうございます。


951:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/30(日) 13:56:43.65 ID:+UMcqWGP0
鉄吾さん(´;ω;`)ブワッ
そしてやっぱりほうたるには言えなかったか……
予想はしていたけど……
やっぱり切ないな

以下略



952:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/09/30(日) 13:58:13.18 ID:DGPHK/Fgo
乙、いやぁ面白かったです。


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