過去ログ - 王様「勇者が死んだ?」 賢者「はい」
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2012/09/21(金) 23:01:29.56 ID:cxiFKqAA0
他愛のない会話。
秋の夜更けの静けさの中で、自然としのび声になる。
……まるで、恋人同士の囁き合いのように。
以下略
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2012/09/21(金) 23:02:21.88 ID:cxiFKqAA0
照れくさそうに、少女は笑う。
少し困ったような、しかし、どこか嬉しそうな微笑。
暗がりの中、賢者はその表情を見つめる。
以下略
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2012/09/21(金) 23:03:05.87 ID:cxiFKqAA0
賢者は目を閉じる。
少女の表情から、賢者は少女の確かな好意を感じていた。
以下略
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2012/09/21(金) 23:04:07.94 ID:cxiFKqAA0
少女の好意に、どうやって応えるべきなのか。
自分のために笑い、泣いてくれる少女。
何をしてやれるのか。
以下略
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2012/09/21(金) 23:04:42.54 ID:cxiFKqAA0
賢者「おい、少女……」
少女「……ムニャー」
賢者「おい、むにゃーじゃない、起きろ。風邪引くぞ」
以下略
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2012/09/21(金) 23:05:33.17 ID:cxiFKqAA0
賢者「私は、もう大丈夫だから」
少女「嘘です、またうなされて、キャーッ! って大声上げるんです!」
賢者「キャーなんて言ってないだろ」
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2012/09/21(金) 23:06:45.56 ID:cxiFKqAA0
少女は賢者のベッドに潜り込む。
少女の体は小さく、二人は無理なく並んで横になる。
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2012/09/21(金) 23:07:14.41 ID:cxiFKqAA0
賢者「……」
少女「……でも、そっちの方が、賢者様っぽいって――……、ふぁ……」
賢者「……もう寝ろ」
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2012/09/21(金) 23:08:42.44 ID:cxiFKqAA0
・
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……穏やかに、日々が流れる。
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2012/09/21(金) 23:09:44.45 ID:cxiFKqAA0
賢者には分からない。
取るに足らないことのようにも見える。
けれど、そうした変化を、彼はいくつも感じる。
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2012/09/21(金) 23:10:48.43 ID:cxiFKqAA0
賢者「……ずいぶん、買い込んだみたいだな」
少女「えへへ、今日は久しぶりに、市場が開かれていたんですよ」
賢者「そうか……」
以下略
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