過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう?
↓
1-
覧
板
20
642
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/01(土) 05:08:13.90 ID:1M2++lwbo
「少しね」
と彼は言う。
以下略
643
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/01(土) 05:08:51.18 ID:1M2++lwbo
彼はとにかく休みたいと言った。わたしは釈然としない気持ちを抱えつつも、頷く。
「とにかく移動しましょうか。屋根のあるところじゃないと、たしかに落ち着かないしね」
以下略
644
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/01(土) 05:09:36.01 ID:1M2++lwbo
店に入ってすぐに注文をすると、叔父bはきょとんとした目でわたしを見た。食欲はないらしい。
彼の表情は、最初会ったときとは違う。
なんなんだろう? 不自然だ。
以下略
645
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/01(土) 05:10:03.33 ID:1M2++lwbo
彼が店を出てすぐに雨がぽつぽつと振り始めた。
わたしは少し申し訳ない気分になったけど、それよりも目の前の人のことが気になった。
「薬局、すぐそこだから、そこに傘売ってると思うんだけど……」
以下略
646
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/01(土) 05:11:22.32 ID:1M2++lwbo
「……この世界の"僕"は、この街に住んでるよね」
わたしは少しびっくりした。既に「あの世界」と「この世界」という区別がついているうえに、自分の存在すら認めている。
また、それが自分のものとは違う、パラレルワールドにおける自分だというところまで理解しているらしい。
以下略
647
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/01(土) 05:12:36.32 ID:1M2++lwbo
「ところで、ひとつ聞いてもいい?」
沈黙に耐えられなくなって、わたしは口を開いた。
以下略
648
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/01(土) 05:13:09.14 ID:1M2++lwbo
「知ってるの?」
「あんまり。犬もその人も、怖かったし」
以下略
649
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/01(土) 05:13:34.97 ID:1M2++lwbo
「じゃあ、どうして僕のことを呼んだんだ?」
「言わなかったっけ?」
以下略
650
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/01(土) 05:14:24.91 ID:1M2++lwbo
「……女の子?」
「そう」
以下略
651
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/01(土) 05:15:11.12 ID:1M2++lwbo
「秘密。ねえ、それより、気にならないの?」
「なにが?」
以下略
879Res/670.75 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう? -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1347282376/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice