110: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/11(火) 23:03:18.22 ID:La4hkDje0
わたしと折木さんは、並んで歩きながら、昇降口に向かっていました。
折木さんは何も喋りません。わたしもつい、無言になってしまいます。
でも。
こうして歩くのも、何だか良いものです。言葉じゃなく、通じ合ってる気がして。
える「ふふっ」
奉太郎「どうした?」
える「こうしてると、何だか恋人同士みたいだなって」
奉太郎「……みたいじゃなく、実際そうだろ」
当たり前の反応かも知れませんが、わたしには嬉しい言葉でした。
える「はいっ」
笑顔で応えると、折木さんは向こうを向いてしまいました。
照れているようでした。照れる折木さんは、何だか可愛いです。
でも……。
何か足りないような気がしました。なんでしょう?
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