144: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:32:06.18 ID:TvJv0Pak0
奉太郎「もしもし、お電話替わりました」
える『あっ、折木さんですか。わたしです。えるです』
受話器の向こうから、千反田の弾むような声が聴こえる。
奉太郎「ああ、千反田。どうしたんだ? 」
える『突然ですみません。折木さん。明日何かご予定はありますか?』
奉太郎「予定か……」
俺はそう言いながらカレンダーの方を見る。
もっとも俺は、カレンダーやその周辺に予定を書き込む習慣はないのだが。
奉太郎「いや、ないな。何か用か?」
える『はい。折木さん。明日わたしに付き合ってくれませんか?』
奉太郎「……」
相変わらず、説明を飛ばす奴だな。
俺はいつもとはちょっと違う反応をしてみることにした。
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