過去ログ - 奉太郎「38度9分か……」
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145: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:33:14.55 ID:TvJv0Pak0
奉太郎「ああ、いいぞ」

える『よかった。それでは明日の午前9時、駅前東口で。おやすみなさい』

千反田は電話を切ろうとした。
以下略



146: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:34:19.48 ID:TvJv0Pak0
える『ありがとうございます! 折木さん!』

千反田の嬉しそうなことと言ったら。

尻尾があれば千切れんばかりに振っていそうだ。
以下略



147: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:35:40.58 ID:TvJv0Pak0
〜〜える〜〜

える「……ふぅ」

緊張しました。
以下略



148: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:36:39.43 ID:TvJv0Pak0
〜〜奉太郎〜〜

次の朝、俺は寝癖と格闘していた。

相変わらず、俺の寝癖はしつこい。
以下略



149: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:38:05.61 ID:TvJv0Pak0
俺は少々早めに家を出ることにする。

忘れ物はないよな? ハンカチよし。ティッシュよし……。

姉貴は寝巻着のままで、まだムシャムシャ朝食を取っている。
以下略



150: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:39:08.95 ID:TvJv0Pak0
現在時刻、8時40分。

少々早く来すぎてしまったか?

休みの日だが、まだ時間が早いためか、人通りはそれほどでもない。
以下略



151: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:40:39.24 ID:TvJv0Pak0
える「ハァハァ、お、お待たせしました。ハァハァ、折木さん……」

奉太郎「まだ時間前だぞ。そんなに走らなくても良かったのに」

える「でも……、折木さんの姿が見えたから、つい嬉しくなってしまって……」
以下略



152: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:41:48.92 ID:TvJv0Pak0
百貨店の営業は9時かららしく、俺たちが着いたのは、開店してすぐのようだった。

千反田によると、婦人服売り場は3階らしい。

える「エレベーターで行きましょう」
以下略



153: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:42:56.61 ID:TvJv0Pak0
そうして俺は、千反田の服選びに付き合った。

何着か良さそうなのを選んで、試着室へ持っていき、一着ずつ着替えて俺に見せる。

える「どうですか? 折木さん」
以下略



154: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:44:13.61 ID:TvJv0Pak0
歩きながら俺は訊く。

奉太郎「千反田はワンピースが好きなのか?」

える「そうですね……。そうかも知れません。着ていて楽ですから」
以下略



155: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:45:16.90 ID:TvJv0Pak0
える「それでは、わたしはここで待っていますね」

手洗いから少し離れたところに立って千反田が言う。

奉太郎「ああ。じゃあちょっと行ってくる」
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