過去ログ - とあるエスエス板のSS書きと安価SS書きの最終戦争
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/13(木) 00:45:20.96 ID:c9jYXFrXo
そういうなり、伊原は電話を切った。

一方的に電話を掛けてきて、こちらの都合も聞かずに用件だけを述べるのはないだろう。

と、心の中で毒づいたが、おれが定職にもつかず年中ぶらぶらしていて暇なのは事実であるし
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/13(木) 00:45:57.75 ID:c9jYXFrXo
「あっ、等々力さんが来た。こちらです。こちら」

喫茶店『エセエセ』に入ると、おれに呼び掛ける伊原の声と共に
中央のテーブル席を占領している連中が、一斉にこちらを見た。
その中には、オフ会で見知った顔も何人かいて、おれに会釈してくる。
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/13(木) 00:46:35.57 ID:c9jYXFrXo
「君も来ていたのか。一体どういう集まりなんだ」

おれはテーブル席の面々を見回しながら、声をひそめて歴田に訊ねた。

アイマスSSを量産しまくることで名を馳せた愛原木、魔王と勇者を題材にした長編SSを
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/13(木) 00:47:12.51 ID:c9jYXFrXo

「なんでも、安価SS書きの連中と戦争をするらしいです。
 それでSS書きの何人かに、伊原さんが声を掛けてここに集まってきたと」

と、歴田がやや緊迫した声でそう答えた。
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/13(木) 00:47:29.01 ID:xwizpbxSO
また即消されそうなのを…


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/13(木) 00:47:48.59 ID:c9jYXFrXo

「千円かい。特製カツカレーが千円ちょうどだから飲み物は自分持ちになるな」

おれが呟くと、真向い席に座った愛原木がそれを聞きつけて太った体をゆすって笑いだした。

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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/13(木) 00:48:26.50 ID:c9jYXFrXo

「そんなに美味しいんですか。ここのカツカレー」

おれたちの口から特製カツカレーが何度も話題に上ったことで
興味を引かれたらしい真壁が、眼鏡の奥に期待を光らせて隣の愛原木に訊ねた。
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/13(木) 00:49:07.14 ID:c9jYXFrXo

「え、ええ。そうね。伊原くん、メニューを頂戴」

腐川女史に同意を求められた女は、少しうろたえながらもすぐに頷き返し
伊原に『エセエセ』のメニューを要求した。伊原はすぐに手元のメニューを手渡した。
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/13(木) 00:49:41.04 ID:c9jYXFrXo

おれは声を落として歴田にささやいた。

「おい、あの子は誰だ?」

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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/13(木) 00:50:17.99 ID:c9jYXFrXo

「あっ、そんなに大きな声を出すなよ。十重二十重」

と、小柄な男の隣に座っていたスマートな男がびっくりしていった。
そして彼は冗談めかして、正面の伊原に向かって笑いかける。
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/13(木) 00:50:43.73 ID:c9jYXFrXo

「十重二十重くん。わたしはさっぱりしたものが好きよ。たとえば蕎麦とか」

伊原と六本木のやり取りを無視して、山本が十重二十重にいった。

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