過去ログ - 槍兵「竜騎士になりたいんです」 役所「無理です」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/09/16(日) 01:57:10.88 ID:I3+cbe760


―――城内 会食の間



竜騎士「お久しぶりです、陛下、姫様」

国王「うむ。 こうして食事を共にするのも、ふた月ぶりか」

竜騎士「はい」

国王「しかし、相変わらず堅いな。 私と娘の前でくらい、もう少しその厳格さを崩しても構わんと言うのに」

竜騎士「いえ、コレばかりは・・・・・・。 平静を装ってはいますが。 大隊の指揮を執る時以上に緊張しているのですから」

国王「それは、私の前だからか? それとも、娘の前だから?」

姫「お、お父様!!」///

竜騎士「お戯れを・・・・・・。 もちろん、両方でございます」

国王「はっはっは。 本当に、変わらんな貴殿は」

竜騎士「王族との会食の席なら、コレが普通ではないでしょうか?」

国王「ふむ、そうは言うがな。 息子になるかもしれない男が、そうも他人行儀ではなぁ」

竜騎士「へ、陛下・・・・・・っ!?」

国王「まったく。 戦の腕は確かで、頭も切れる。 それなのに、色恋には奥手か・・・・・・」

姫「お父様!?」

国王「このくらい調べさせるまでもない。 お前達が隠れて逢い引きしていることも、文を交換していることも分かっておるわ」

竜騎士「そ、そうでしたか・・・・・・」

姫「い、いつから・・・・・・」

国王「さて、いつからかのう・・・・・・」

竜騎士「流石は陛下。 その見識眼なら、この国の未来も安泰でありましょう」

姫「竜騎士様、こういうのは目ざといというのです」

国王「つまりだ。 親公認。 いや、国王公認となったのだから、そうコソコソ会おうとせずともよい」

竜騎士「で、ですが・・・・・・」

姫「・・・・・・っ」///

国王「はぁ。 お前達が奥手過ぎるとこっちがやきもきする。 これでは、孫の顔を見るのはまだまだ先か・・・・・・」

竜騎士「・・・・・・」///

姫「・・・・・・」///

国王「まあよい。 せっかくの料理が冷めてしまう。 まずは、料理長の腕を振るった料理を頂くとしようじゃないか」

竜騎士「はい」

国王「それとな」

竜騎士「?」

国王「司令が貴殿に話があるといっていた。 後で顔を出してくれ」

竜騎士「司令が? ・・・・・・分かりました」


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