過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その2【土方×もっさん】
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928:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/10(金) 23:28:20.96 ID:3EUWoWNPo
階級が上の人殴っても特にお叱り受けたりしないしなw


929:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/10(金) 23:57:46.86 ID:VU//FkxUo
了解


930:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2014/01/11(土) 22:05:27.29 ID:pFymlYf00
こんばんは。
遅くなって申し訳ありません。
今から投下させていただきます。


931:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2014/01/11(土) 22:05:56.30 ID:pFymlYf00
―――私は…………何ということを……

前を歩く少佐の後姿を見つめつつ私は後悔の気持ちでいっぱいであった。
とりあえず少佐の従兵を辞めずに済んだことへの喜びがひと段落すると、自分がしでかしてしまったことの重大さが改めて思い起こされてくる。
兵曹にすぎない自分が長官室で鎮守府長官閣下の襟首をつかみあげたのだ。
以下略



932:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2014/01/11(土) 22:06:46.57 ID:pFymlYf00
「も、申し訳ございません!」
「全く…………先ほどから何度も呼んでいるのに」
「…………」

沈黙してしまった私に、少佐は大きくため息をついてみせる。
以下略



933:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2014/01/11(土) 22:07:24.24 ID:pFymlYf00
「……ん?」

しかし、数歩歩いたところで少佐が不意に立ち止まる。
少佐の視線の先には、直立不動で敬礼したまま緊張したした面持ちで少佐に視線を送る一人の少女の姿があった。
……どうやらこの廊下で少佐を待っていたようだ。
以下略



934:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2014/01/11(土) 22:08:04.56 ID:pFymlYf00
「……おお、済まなかったな土方。彼女は服部静夏。私が兵学校に勤めていた時の生徒だ」
「土方圭助兵曹であります。少佐の従兵を務めさせていただいております」
「ああ……貴方が」

しかし、私の挨拶に対して服部軍曹が私に向けてきた視線はどこか余所余所しい、冷たいものであった。
以下略



935:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2014/01/11(土) 22:08:38.16 ID:pFymlYf00
「それでは、坂本教官」
「あ…………ああ。達者でな、服部」
「はい!坂本少佐も欧州でのさらなるご活躍をお祈りしております!」

そう言って私に一瞥すらくれることなく、服部軍曹は去って行かれた。
以下略



936:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2014/01/11(土) 22:09:13.56 ID:pFymlYf00
「お帰りなさいませ、旦那様」

山川さんの声に迎えられ、私は屋敷へと帰りついた。
私と坂本少佐の表情から、上手くいったことを察したのであろう、迎えて下さる方々の表情も明るい。
そんな皆様方に、私は鎮守府での顛末を手短に報告する。
以下略



937:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2014/01/11(土) 22:09:53.03 ID:pFymlYf00
「……圭助さん」

奥の部屋よりやってきた母が私に言葉をかける。
私の気持ちはどうあれ、私の行動は土方家と母の名に泥を塗ったことは間違いない。
私は母の前まで歩くと、深々と頭を下げた。
以下略



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