過去ログ - アイドル「休暇中にSAOってオンラインゲームしたら閉じ込められた」※微鬱注意
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168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/06(土) 14:39:14.24 ID:4rLMK41DO
益体(やくたい)のない思索に耽っているあいだも時間は流れていく。
肝心の音沙汰はいつになっても来ず、
気づけば日は沈みつつあった。

「おい、まだなのか」
以下略



169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/06(土) 14:42:02.22 ID:4rLMK41DO
スラスト「待ってください」

ざわざわしていた喧騒がぴたりと止む。
自分のネームバリューは、こんな状況でも一応健在らしい。
悪い意味で働かないことを願いつつ。
以下略



170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/06(土) 14:52:31.43 ID:4rLMK41DO

「やるもんだな」

見下したように言われる。

以下略



171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/06(土) 14:56:51.31 ID:4rLMK41DO

「じゃあ調査じゃなくてもいい、ゲームなんて無視して先に進もうぜ」

「おいおい、正気で言ってんのか?」

以下略



172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/06(土) 15:02:04.46 ID:4rLMK41DO
「アイドルさん、あいつらにばしっと言ってやってくださいよ!」

手をひっぱられた。おそらく、小うるさいどちらかに属す人だろう。若い身なり、中高生くらいの年代に見える。

「ゲームなんて動いてナンボっしょ? アイドルさんもそう思いません?」
以下略



173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/06(土) 15:07:07.54 ID:4rLMK41DO
皆が光から目を離せないでいると、それは真ん丸から少しずつ形を変えていき、やがてオレンジ色に発光するランプのような形に落ちつく。
ような、と表したのは目と口と鼻に相当するような空洞が見て取れたからだ。

「ごめんごめーん、お待たせしちゃったよね? 怒っちゃってるよね? すぐにゲームの説明するからゆるしてぇ〜っ」

以下略



174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/06(土) 15:21:13.10 ID:4rLMK41DO

「みんなカードは行き渡った?」

自分同様、記憶にない動作に凍りつく人が大半の中でも、ランプもどきは憚ることなく問う。

以下略



175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/06(土) 15:25:18.92 ID:4rLMK41DO

「さっきカードだしたとき、どう分ければいいか説明やヒントをばらまいたから。がんばって見つけてね?
それで出たいときのゲートはこっち!」

またしてもコミカルな効果音をお供にして、碑石の左右からふたつ、対称にならぶ扉があらわれる。
以下略



176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/06(土) 15:27:14.83 ID:4rLMK41DO
「残る選択か時間切れか、残らざるを得なくなっても一緒。
全員が出る選択はどうやってもできないから、そこらへんはみんなで残す人決めてね?」

「厳正な選考やらなんやらのあと、三分の一には死んでもらうしかないんだよね、最低でも」

以下略



177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/06(土) 15:40:50.40 ID:4rLMK41DO

「今も含めてこのゲーム中は他のプレイヤーを身体的に傷つけるのは禁止! ただし例外として、プレイヤーにはそれぞれ一回だけ、他のプレイヤーへの攻撃手段があるよ」

「使い方は簡単、カードにそう願うだけ。誰のカードでもいいけど……結局、使えるのは一回だけだからね」

以下略



178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/06(土) 15:44:14.11 ID:vat0ZO1zo
デスゲーム内でデスゲームが始まるとは……。
あれ? 探索クエストじゃなかったんか。
しかしスレタイ通りになってきているといえばそうなのか。


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