161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/10/05(金) 11:51:46.23 ID:3OBbEyfUo
あまりに驚いて、感動して、さやかはただボーッと二人を見つめるばかりだった。
「来週から練習が始まるんだ。でも誰にも言わないでね。ウッドさんは秘密にしておきたいんだって」
その時、双子がホールに入ってきて、まどかと杏子を見つけると足早にやってきた。
「すごいな」双子の片方が言った。
「ウッドから聞いたよ。フレッドとジョージ・ウィーズリーだ。さやかは知ってるな?
親戚なんだ。僕たちも選手だ――ビーターだ」
「今年のクィディッチカップはいただきだぜ」とフレッドが言った。
「チャーリーがいなくなってから、一度も取ってないんだよ。だけど今年は抜群のチームになりそうだ。
君らはよっぽどすごいんだね。ウッドときたら小躍りしてたぜ」
「じゃあな、僕たち行かなくちゃ。リー・ジョーダンが学校を出る秘密の抜け道を見つけたって言うんだ」
「それって僕たちが最初の週に見つけちまったやつだと思うけどね。きっと『おべんちゃらのグレゴリー』の銅像の裏にあるヤツさ。じゃ、またな」
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