165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/10/05(金) 11:54:44.00 ID:3OBbEyfUo
「十一時半だ。そろそろ行こう」さやかが言った。
「わたしもいくよ」
まどかがはっきり言った。こういう時のまどかは何を言っても聞かないのをさやかは知っていた。
「仕方ないわね。ほら、着替えて」
三人はパジャマの上にガウンを引っ掛け、杖を手に、寝室をはって横切り、塔のらせん階段を下り、グリフィンドールの談話室に下りてきた。
暖炉にはまだわずかに残り火が燃え、ひじかけ椅子が弓なりの黒い影に見えた。出口の肖像画の穴にに入ろうとした時、一番近くの椅子から声がした。
「まさかあなたたちがこんなことをするとは思わなかったわ」
ランプがポッと現れた。マミだ。黄色のガウンを着ている。キュゥべえを連れてる。
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