89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:37:48.75 ID:acd2hzuCo
さやか「じゃあまた明日学校でね、恭介」
恭介との通話を終えたあたしは、そのままベッドに倒れこむ
付き合い始めてから、あたしと恭介はほぼ毎日こうして電話をしていた
90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:38:21.30 ID:acd2hzuCo
さやか「なんだよ、まどかのやつ」
携帯を閉じて、あたしは独りごちる
あたしは携帯を机の上に乱暴に抛って、部屋の電気を消してふとんをかぶった
91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)
2012/09/30(日) 18:38:50.14 ID:acd2hzuCo
杏子「あんたさ、なにイライラしてんの?」
魔女との戦いを終え、あたしと杏子とマミさんは帰り道を一緒に歩く
もう太陽も沈んでしまっていて、あたりはすっかり暗くなっていた
92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:39:27.33 ID:acd2hzuCo
杏子「そういえば、今日はあいつはどうしたんだよ」
杏子が挑発的な口調であたしに言う
杏子「なんて言ったっけ?あのいっつもあんたにくっついてる金魚の糞みたいなやつ」
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:39:58.62 ID:acd2hzuCo
マミ「いい加減にしなさい!」
あたしは今にも杏子に掴みかかろうとしていた
だけど、初めて聞いたマミさんのその怒ったような声に、あたしと杏子は固まってしまう
94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/30(日) 18:40:12.19 ID:6p5ytVe80
さやか:兄、まどか:三女、ほむら:次女でいこう(なにが?)
95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)
2012/09/30(日) 18:40:31.91 ID:acd2hzuCo
マミ「美樹さんもよ」
マミさんは今度はあたしに向かって言う
マミ「さっきのは確かに佐倉さんが悪かったけど、美樹さんの今日の態度が目に余ったのも事実よ。
96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:41:08.37 ID:acd2hzuCo
マミさんは、そんなあたしの肩にそっと手をのせた
マミ「私たちだって人間だもの。落ち込んだり、調子が悪かったりする時だってあるわ。だからね美樹さん。
もしなにか悩みでもあるのなら、なんでも言って。相談にのってあげるくらいなら、私にもできると思うから」
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:41:34.81 ID:acd2hzuCo
別にあたしたちは喧嘩をしたわけじゃない
というか、うまくいってないっていうのも、きっとあたしが勝手に思ってるだけなんだと思う
まどかがあたしに対して冷たくなったなんて事はないし、会話だっていつも通り普通にする
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[sage]
2012/09/30(日) 18:42:00.86 ID:acd2hzuCo
マミ「そうなの。今日は鹿目さんは?」
さやか「まどかは、たぶん転校生と一緒にいると思います」
杏子「なんだ。つまりさやかがあいつに見捨てられたってことか」
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