過去ログ - 魔法少女マテリアル☆まどか
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3: ◆HvWr2kWl99Dz[sage saga]
2012/09/29(土) 01:22:23.78 ID:wzXOjhvP0
第一話 お菓子の魔女とあめ玉の魔法使い

「急がないと……不味いわね。行きましょう、鹿目さん」
「はい、マミさんっ!」
そこは不可思議な空間だった。
辺りを見渡せば、そこにあるのは色とりどりのお菓子の山。
けれどそれは人の食欲を刺激する類の物ではなく、むしろどこか毒々しく、禍々しさすら感じさせる色合いで。
そんな空間を、二人の少女が歩いている。
先頭には黄色い髪の少女が立ち、油断無く辺りを見渡しながら慎重に、けれど迅速に奥へ奥へと進んでいく。
そんな少女に手を引かれ、桃色の髪の少女が後に続く。

黄色い髪の少女の名は巴マミ。魔女と戦う魔法少女。
そして桃色の髪の少女の名は鹿目まどか、今はまだただの少女だけれど、魔法少女の素質をもった少女。



魔法少女。それは願いと引き換えに、魔女と戦う定めを負う事となる少女。
まどかと、その友人である美樹さやかの二人は共に魔法少女としての素質を秘めていた。
そして魔法少女の事を知るために、契約によって魔法少女を生み出す生物、キュゥべえとマミに導かれ
魔法少女の敵である魔女退治に付き合うこととなるのだった。
そして今、病院に発生した魔女の生み出した結界に囚われたさやかを救うため
二人は結界の中へと突入していた。それが、この不可思議な空間であった。


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