過去ログ - 魔法少女マテリアル☆まどか
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46: ◆HvWr2kWl99Dz[sagesaga]
2012/10/03(水) 13:41:41.25 ID:KNNecZwLo
「やっと着いたわね」
その後の道中は比較的穏やかに、といってもどうにも緊迫した空気のままで帰路は進み
ようやく二人はマミの家へとたどり着く事ができた。

「ふぃー、歩き通しで疲れちゃったよ。勝手に邪魔させてもらうよー」
以下略



47: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/03(水) 13:43:10.13 ID:KNNecZwLo
「ん、じゃあそうしようか。……まずは、あたしの質問に今度こそ答えてもらうよ」

「答えられるところといえば、これくらいね」
先のアクアの質問を思い出しながら、マミは静かに口を開いた。
人の世に災いと絶望をもたらす存在であり、結界に潜み、今尚多くの人の命を脅かしている存在である、魔女。
以下略



48: ◆HvWr2kWl99Dz[sagesaga]
2012/10/03(水) 13:44:29.59 ID:KNNecZwLo
「それがあれば、何も知らない小娘でも魔法が使える。そーゆーことかい」
アクアは一瞬目を見開いて、ソウルジェムを睨み付けた。
「誰でもって訳じゃないわ、あくまで素質のある少女だけ。
 でも確かに、逆に言えば素質さえあれば誰でも、キュゥべえと契約して魔法少女になることが出来る」
「……なるほど、ますます気に食わないね」
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/03(水) 13:50:57.66 ID:sBbxWRtr0
グリンは登場しないのかな?一応、マミさんと同い年


50: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/03(水) 13:51:40.97 ID:KNNecZwLo
もう少し説明回は続きそうです。
仕方ないよね、土塚さんだってスロースターターなんだもの!


>>36
以下略



51: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/03(水) 13:54:02.38 ID:KNNecZwLo
>>49
実際問題アクアも肉体年齢的には一つか二つしか違わないんですよね。
でも、えらく小さいイメージがある彼女です。
グリン王子はどうなるでしょうね、能力的にはほむらの上位互換ですが、使い方で言えば一歩劣る感じもしますが。
その辺りはこの先の展開に期待していただければ、と。


52: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/04(木) 16:12:27.39 ID:cUJNQNbA0
ついげきの投下でさらにスレは加速……するといいなあ。
では、行きますか。


53: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/04(木) 16:17:50.28 ID:cUJNQNbAo
「おかしーですねぇ」
一人の男が、不審げに声を漏らした。
そこは不可思議な空間。とは言え魔女の結界ほどに理不尽な空間というわけでもなく。
殺風景で真っ白な空間が、どこまで続いているような場所。
その只中に立てられている柱も地面に突き立てられているわけでなく、中空に浮いたまま固定されていて。
以下略



54: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/04(木) 16:18:58.95 ID:cUJNQNbAo
「……アダラパタ」
それは小柄な人影で、ローブを着込み、仮面をつけている。故にその姿形、顔立ちさえもうかがい知る事はできない。
ただその声が、歳若い少年のそれであることだけはわかった。

「おや、貴方から話かけてくるなんて珍しーこともあるもんですねぇ、クゥさん」
以下略



55: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/04(木) 16:20:10.16 ID:cUJNQNbAo
「それで大体納得がいったよ、道理で何もかも見たことが無いものばかりなわけだ」
異世界に来てしまったのだという事実。その衝撃から立ち直り、ようやくアクアは小さく頷いた。

「私達の知らない魔法、そして、まったく知らない大陸や国の名前。これはもう定番ってものじゃない!」
「……そういうもんかね?」
以下略



56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/04(木) 16:20:20.71 ID:wk6Lx9xI0
彼らって、と言うことは主要メンバーは全員飛ばされた?
パン娘やジルやあの幽霊使いもか?
個人的には、別作品のキャラでもあるあの剣士を……


57: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/04(木) 16:21:44.75 ID:cUJNQNbAo
「ちょっと、アクア!」
「腹が膨れたら話すよー」
咎めるマミの声にも、ひらひらとその手を軽く振るだけで。
「わかった、わかったわよ!すぐに用意するから、食事を済ませたらしっかり話してもらうわよ」
ぎりぎりと歯噛みするものの、力押しで事情を聞ける相手でもなくて。
以下略



58: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/04(木) 16:24:22.52 ID:cUJNQNbAo
「しっかりして、アクア。今治療するから……っ!」
ぎゅっとアクアの手を握り、光のリボンでその身を包み、内部を魔力で洗浄した。
そうして出来た即席の無菌室で、アクアに癒しの魔法を振りかけた。
マミは癒しに特化した魔法少女ではない、けれどその魔法は、僅かにアクアの表情を和らげる事には成功していた。

以下略



59: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/04(木) 16:25:24.94 ID:cUJNQNbAo
「何が、どうなってるのよ……本当に」
呆然と呟くマミのすぐ側で、それは起こった。

息絶えたはずのアクアの身体が、光を放って宙に浮く。
その手が、足が、身体中が光の中で、ばらばらに分解されていく。
以下略



60: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/04(木) 16:27:03.94 ID:cUJNQNbAo
「……何なんだい、今の魔力の波動は」
「私にもわからないわ。けれどきっと只事では済みはしない。未来が大きく歪むのが視えるわ」
大気を響かせ、肌をぴりぴりと震わせるその波動に、落ち着かない様子の黒い少女。
その少女に、険しい目つきで椅子に座った白い少女が話しかけていた。

以下略



61: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/04(木) 16:28:37.84 ID:cUJNQNbAo
崩れたアクアの欠片が、別の形に再構成されていく。
それは質量保存を無視するかのように膨れ上がり、再び人の形を取った。
その形が定まっていくにつれ、光と魔力の奔流は収まっていく。そして遂に、一つ大きな炸裂と共に消失した。

後に残されていたのは、マミよりも少し背の高い少年の姿。
以下略



62: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/04(木) 16:30:23.01 ID:cUJNQNbAo
【次回予告】
アクアの死と共に現れた少年は、自らをティトォと名乗った。
彼の口から語られる、異世界の魔法使いの真実。差し迫る事情を背負った彼らは、元の世界へと戻るために動き出す。


以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/04(木) 16:31:34.32 ID:wk6Lx9xI0
あれ?原作ではシャル戦からワルまで二週間ぐらいはあったはず・・・?


64: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/04(木) 16:43:35.91 ID:cUJNQNbAo
というわけで、説明回もさておいて最初の存在変換です。
ティトォにやってもらったほうが説明は捗るんだから、仕方ないね。

というか予告と全然内容が食い違っているのに書き終わってから気づきました。
ですので今後は全ての予告にこの一文を付け加えたいかと思います。
以下略



65: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/06(土) 01:24:00.18 ID:5wFbnThN0
【業務連絡】
色々と考えましたところ、正直タイトルからマテパを連想できないと誰も見に来ないんじゃあという結論に達しました。
そこで一度このスレはHTML依頼を行い、タイトルを改めて再建する事といたします。
また後日にお会いしましょう。それでは。


66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]
2012/10/07(日) 10:16:54.49 ID:ucSGFiGh0
乙!
マテパSSとかテンション上がってきたぜーーーーー!!!
タイトルは確かに昨日まで気付かなかったから変えた方がいいかな?
とりまティトォとQBの絡みに期待してるぜー


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