過去ログ - える「古典部の日常」
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166: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:39:44.01 ID:ez1jU9OO0
〜奉太郎/摩耶花〜

俺達が逃げ込んだのは、一番奥の物置小屋だった。

薄暗く、あまり広いとは言えない。
以下略



167: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:40:56.85 ID:ez1jU9OO0
摩耶花「……分かった」

摩耶花「って言っても、どうやって分かれるの?」

伊原の疑問はもっともだった。
以下略



168: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:41:29.31 ID:ez1jU9OO0
奉太郎「なんとか千反田の所を突破する」

奉太郎「そうした方が、勝算はあるだろ」

奉太郎「豆のぶつけ合いになってしまっては、俺達の体力は少し心許ない」
以下略



169: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:42:31.51 ID:ez1jU9OO0
勢い良く扉を開け、そのまま走る。

千反田は一瞬驚いた顔をしていたが、すぐに俺に向かって豆を1つ投げてきた。

それを避けつつ、千反田に迫る。
以下略



170: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:42:59.39 ID:ez1jU9OO0
える「ご、ごめんなさい」

千反田が……しゃがみ込んでしまったのだ。

える「わ、私……折木さんと敵は、嫌なんです」
以下略



171: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:43:25.72 ID:ez1jU9OO0
奉太郎「どうした」

える「ごめんなさい!」

千反田はそう言い、俺に豆を3つ放ってきた。
以下略



172: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:43:52.06 ID:ez1jU9OO0
える「……ぶつけすぎです」

奉太郎「……そうでもないな」

なんにせよ、これで千反田の体力は0となった筈。
以下略



173: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:44:26.57 ID:ez1jU9OO0
摩耶花「……ごめん、やられちゃった」

奉太郎「気にするな、こうなるかもしれないとは思っていた」

里志「……さすがだね」
以下略



174: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:44:55.23 ID:ez1jU9OO0
〜える/里志〜

折木さんにまたしても、やられてしまいました。

それに結局、逃げられてしまいます。
以下略



175: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:45:21.97 ID:ez1jU9OO0
里志「やっぱりね」

里志「僕達の勝ちだ」

える「……どういう意味ですか?」
以下略



176: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:46:15.36 ID:ez1jU9OO0
える「はい? なんでしょうか」

里志「最後は一対一で、話がしたいんだ」

里志「だから、千反田さんはそのまま豆を持たなくてもいいかな」
以下略



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