388: ◆Oe72InN3/k
2012/10/14(日) 19:28:02.20 ID:tJgzGdKt0
こんばんは。
>>384
その件については今の所、黙秘と言うことで。
大した伏線でもないですけどね。
389: ◆Oe72InN3/k
2012/10/14(日) 19:28:57.83 ID:tJgzGdKt0
学校が始まってから既に何週間か経過していた。
だからと言って、どうなると言う訳でもないが。
そして、俺たち古典部は相変わらず何の目的も無しに部室へと集まっている。
390: ◆Oe72InN3/k
2012/10/14(日) 19:29:49.77 ID:tJgzGdKt0
里志「あ、良い事を思い付いた」
奉太郎「……何だ」
里志の良い事と言うのは、基本的に俺にとっては悪い事である。
391: ◆Oe72InN3/k
2012/10/14(日) 19:30:41.98 ID:tJgzGdKt0
摩耶花「……へえ、逃げるんだ」
逃げるとはまた……随分と人聞きが悪い。
奉太郎「面倒な事を避けているだけだ」
392: ◆Oe72InN3/k
2012/10/14(日) 19:31:12.97 ID:tJgzGdKt0
奉太郎「そん、なの! 俺の勝手だろ!」
俺はグイグイと引っ張るが、千反田の方も負けじとグイグイ引っ張る。
える「諦めてください!」
393: ◆Oe72InN3/k
2012/10/14(日) 19:32:08.25 ID:tJgzGdKt0
里志「おっまたせー!」
里志「って、何してるの?」
ああくそ、タイムアップになってしまったではないか。
394: ◆Oe72InN3/k
2012/10/14(日) 19:32:48.02 ID:tJgzGdKt0
里志「ただいま、千反田さん」
里志は俺の後ろに居る千反田に向け、顔をずらしながら言った。
395: ◆Oe72InN3/k
2012/10/14(日) 19:33:32.59 ID:tJgzGdKt0
里志「これさ!」
そう言い、制服とワイシャツの間から何やら随分とでかい物を取り出す。
える「何故、そこから出てきたのか……気になります」
396: ◆Oe72InN3/k
2012/10/14(日) 19:33:59.71 ID:tJgzGdKt0
里志「さあ、前に見かけたのを思い出しただけだよ」
まあ、前に天文学部を訪れた時は何やらボードゲームらしき物をやっていたし、そういう部活は多いのかもしれない。
里志「それで、皆でやらないかい?」
397: ◆Oe72InN3/k
2012/10/14(日) 19:34:34.91 ID:tJgzGdKt0
里志「じゃあまずは駒である車とお金を分けるね」
摩耶花「うん、よろしく」
398: ◆Oe72InN3/k
2012/10/14(日) 19:35:12.90 ID:tJgzGdKt0
そう言い、渡されたのはグレー色の車だった。
……まあ、俺らしいと言えばそうかもしれない。
いや、違うだろ。
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