642: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:24:50.62 ID:Z5VuVV460
 そして姉貴を含め、5人がリビングへと集まった。 
  
 奉太郎「それで、何故……里志達を呼び出したりしたんだ」 
  
 供恵「んー、もうそろそろ来ると思うんだけど」 
643: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:25:34.35 ID:Z5VuVV460
 供恵「お待たせー」 
  
 そう言いながら、姉貴はリビングへと戻ってきた。 
  
 ……その後ろには、見覚えがある人物。 
644: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:26:03.67 ID:Z5VuVV460
 奉太郎「何故、入須先輩が?」 
  
 摩耶花「私もちょっと気になる、だって私達は折木のお姉さんから呼ばれたのに」 
  
 ……そうか、こいつらは俺の姉貴と入須が知り合いだと言う事を知らないのか。 
645: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:26:30.12 ID:Z5VuVV460
 里志「へえ、お二人は先輩と後輩って関係だったんですね」 
  
 里志は何が満足なのか、とても嬉しそうな顔をしている。 
  
 える「それよりです!」 
646: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:26:55.39 ID:Z5VuVV460
 入須「神山市から電車で30分程の場所さ」 
  
 入須「私も小さい頃は良く行っていた」 
  
 やはり侮れない、別荘を持っている人は始めて見た。 
647: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:27:32.29 ID:Z5VuVV460
 全員の意見が纏まると、入須は笑い、ゆっくりと口を開く。 
  
 入須「実はね、その別荘の近くでは、一年に一回の花火大会があるんだよ」 
  
 える「わあ……素敵ですね」 
648: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:28:03.42 ID:Z5VuVV460
 入須「その仕事も代々受け継がれていてね」 
  
 入須「次は彼の子供が受け継ぐそうだ」 
  
 ん、その入須が言う彼とは……一体何歳なのだろうか。 
649: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:28:36.84 ID:Z5VuVV460
 奉太郎「それで、行くのはいつですか?」 
  
 入須「8月に入ってすぐだ」 
  
 える「……あ」 
650: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:29:03.30 ID:Z5VuVV460
 奉太郎「んじゃ、8月の頭に、入須先輩の別荘へ……と言う事で」 
  
 奉太郎「それで、花火大会は何時からですか?」 
  
 入須「午後の8時だ、これは毎年変わらない」 
651: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:29:30.51 ID:Z5VuVV460
 奉太郎「まあ、まだ先の話だ」 
  
 入須「それもそうだな」 
  
 入須「また、連絡するよ」 
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