過去ログ - える「古典部の日常」
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701: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:40:20.47 ID:wMwX2Y5/0
何度かまた、花火があがる。

それを見ながら、千反田はようやく口を開いた。

える「素敵、ですね」
以下略



702: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:40:47.74 ID:wMwX2Y5/0
〜帰り道〜

入須「やはり、折木君に答えを求めたのは正解だったな」

奉太郎「……それが合ってるかも分からないのにですか?」
以下略



703: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:41:18.41 ID:wMwX2Y5/0
奉太郎「ああ」

奉太郎「千反田は、今回の事……見覚えが無いか?」

える「見覚え……」
以下略



704: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:41:47.68 ID:wMwX2Y5/0
奉太郎「……前に、雛祭りがあっただろ」

える「今年の、ですか?」

奉太郎「いや……去年のだ」
以下略



705: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:42:16.44 ID:wMwX2Y5/0
ええっと、それで何の話だったっけか。

奉太郎「ああ、それで」

奉太郎「あの時、俺は言ったよな」
以下略



706: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:42:48.96 ID:wMwX2Y5/0
奉太郎「そうだ、そう言った」

える「えっと、それと今回の事に、何の関係が?」

奉太郎「……俺は、あの時、千反田がそう言った時」
以下略



707: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:43:19.73 ID:wMwX2Y5/0
奉太郎「花火大会が遅れた事で、千反田は間に合った」

奉太郎「そして、行列が桜の下を通ることで」

奉太郎「……俺は、今までで一番綺麗な景色を見れた」
以下略



708: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:43:48.70 ID:wMwX2Y5/0
俺はその後、前からお前の顔を見たかったと言おうとした。

しかし、口をモゴモゴさせながら、ありがとうございますと言う千反田を見たら、どうしても言葉には出来なかった。

……多分、恥ずかしかったんだと思う。
以下略



709: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:44:14.41 ID:wMwX2Y5/0
しかしどうにも、まだ引っ掛かる事が俺の中にはあった。

あいつは、最初から全て分かっていたのでは無いだろうか。

花火大会が遅れた理由を。
以下略



710: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:45:07.54 ID:wMwX2Y5/0
以上で第15話、終わりとなります。

乙ありがとうございました。


711: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:45:59.66 ID:wMwX2Y5/0
そしてもう700レス……

今回はさすがに、1スレ内で終わりそうにないですね。


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