過去ログ - える「古典部の日常」
1- 20
871: ◆Oe72InN3/k
2012/11/02(金) 00:17:19.65 ID:X/71y8+d0
奉太郎「それで、何だったか」

える「折木さんが気付いた理由、ですよ」

奉太郎「ああ……」
以下略



872: ◆Oe72InN3/k
2012/11/02(金) 00:18:21.56 ID:X/71y8+d0
える「……覚えています。 確かに私はそう言いました」

奉太郎「最初は、俺が千反田に追いつけているのかもと思った」

奉太郎「だが、あの言葉の本当の意味は、違う」
以下略



873: ◆Oe72InN3/k
2012/11/02(金) 00:19:14.82 ID:X/71y8+d0
奉太郎「ああ、そうそう」

奉太郎「結局、お前はあの時ペンを回せなかったな」

える「それもしっかりと、覚えていますよ」
以下略



874: ◆Oe72InN3/k
2012/11/02(金) 00:20:26.47 ID:X/71y8+d0
奉太郎「まあ、結構」

える「折木さんを騙すのには、苦労しそうですね……」

奉太郎「……逆を言えば、千反田に騙されるのは苦労しそうだ」
以下略



875: ◆Oe72InN3/k
2012/11/02(金) 00:21:29.52 ID:X/71y8+d0
える「でもやはり、凄いと思いますよ」

奉太郎「それは俺も、千反田に感じている事だ」

その時、また一段と派手に花火があがった。
以下略



876: ◆Oe72InN3/k
2012/11/02(金) 00:24:08.05 ID:X/71y8+d0
奉太郎「ちょっといいか、千反田」

える「はい、どうぞ」

奉太郎「追いかけあっていた二人が、気付くにはどうすればいいと思う?」
以下略



877: ◆Oe72InN3/k
2012/11/02(金) 00:27:32.65 ID:X/71y8+d0
える「そうですね、それは……」

える「横を見れば、良いのでは無いでしょうか」

奉太郎「……一緒だ、それも俺と同じ考えだ」
以下略



878: ◆Oe72InN3/k
2012/11/02(金) 00:29:10.12 ID:X/71y8+d0
奉太郎「俺は、お前の事が」

える「ちょ、ちょっと待ってください、折木さん」

奉太郎「な、なんだ」
以下略



879: ◆Oe72InN3/k
2012/11/02(金) 00:29:43.84 ID:X/71y8+d0
恐らく、確認の為に千反田はそう質問したのだろう。

そんな事をせずとも、分かるだろうに。

……もしかすると、千反田も意外と用心深いのかもしれない。
以下略



880: ◆Oe72InN3/k
2012/11/02(金) 00:30:39.54 ID:X/71y8+d0
える「では」

そう言い、千反田は短く咳払いをする。

その瞬間、空気が変わるのを俺は感じた。
以下略



1002Res/450.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice