過去ログ - お嬢さん「現実逃避、しませんか?」2
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99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/10/09(火) 09:10:42.43 ID:GSIyCG6Oo
カタギさんはそう言ってから、空を仰いだ。

俺は、じっと墓石を眺めていた。

いつのまにか、ぽろぽろと。
以下略



100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/10/09(火) 09:15:36.91 ID:GSIyCG6Oo
その時。

?「おーい」

と、女性の声。
以下略



101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/10/09(火) 09:30:58.55 ID:GSIyCG6Oo
男「結婚、したんですか」

カタギ「そうだ。ずいぶん前にな」

芸者「といっても三十年前くらい? 結構歳とってからだもんね、現実で会ったの」
以下略



102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/10/09(火) 09:37:56.56 ID:GSIyCG6Oo
その後少し会話してから、俺は帰ることとした。

カタギ「これからどうするんだ、お前」

男「……とくには、変わらず」
以下略



103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/10/09(火) 10:27:43.42 ID:GSIyCG6Oo
数日後の休日。
俺はある場所へとやってきた。

男「やっとみつけた……」

以下略



104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/09(火) 10:44:22.75 ID:W9w+6hVyo
はよ


105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/10/09(火) 10:49:32.43 ID:GSIyCG6Oo
男「やっぱり」

納骨室とおぼしき場所から、一冊の和とじの本がでてきた。

男「ずいぶんと古いなこれは」
以下略



106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/10/09(火) 11:28:21.50 ID:GSIyCG6Oo
?「その宿が廃れていく中で」

?「一人の男が悪魔に懇願をしました」

?「宿をつづけさせてほしいと」
以下略



107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/10/09(火) 11:34:39.54 ID:GSIyCG6Oo
振り向くと、そこにいたのは。

男「支配人……!」

支配人「おひさしぶりです、お客さん」
以下略



108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/10/09(火) 11:45:12.06 ID:co7i3xfGo
まだか


109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/10/09(火) 11:46:38.94 ID:GSIyCG6Oo
支配人「ゆえにあの旅館には四季の間がございます」

支配人「なぜなら彼が、ここに閉じ込めたから」

支配人「ゆえにあの旅館には現実を逃避した人間が招かれます」
以下略



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