261:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:05:34.62 ID:17xPWvffo
マミがぽん、とまどかの肩を叩く。
マミ「ごめんなさい。私、あなたを縛りつけちゃったみたいね」
マミ「キュゥべえが鹿目さんのことを素質があるって言ってたけど、その意味がわかったかもしれない」
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2012/11/25(日) 09:06:43.99 ID:17xPWvffo
【歩道橋】
キュゥべえ「まどか」
まどか「キュゥべえ。よその町に行ったって聞いたけど?」
263:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:08:51.89 ID:17xPWvffo
【結界―落書きの魔女・使い魔―】
ルーズリーフのような模様の壁を、奇声を上げた使い魔が絵に描いたトラックで走る。
別の使い魔がやはり奇声を上げて接近、衝突する。
トラックが爆発し、使い魔たちが笑う。
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2012/11/25(日) 09:09:57.81 ID:17xPWvffo
さらに進むまどかとキュゥべえ。
絵に描いた魔法少女を見つける。
絵のできはまどかと大差ない。
まどか「これって魔法少女?」
265:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:11:10.40 ID:17xPWvffo
まどか「そうやって、たくさんの魔法少女が戦って、人々や町を守ってきたんだね」
まどか「それに比べて、私はただ守られるだけ」
まどか「マミさんに会うまでは、自分が守られていることにさえ気づかなかったんだもの」
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2012/11/25(日) 09:13:00.40 ID:17xPWvffo
まどか「……ありがとう。私たちを守ってくれて」
まどかが魔法少女の絵に近づき、握手するような形で手に触れる。
すると、魔法少女の絵から飛び出してきたかのように、マミが現れる。
267:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:14:30.05 ID:17xPWvffo
マミが持ち上げたスカートから二丁のマスケット銃が出現する。
撃った弾丸が使い魔に狙い違わず命中する。
それに伴って元の歩道橋が姿を取り戻す。
まどか「マミさんのおかげで助かりました」
268:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:17:21.10 ID:17xPWvffo
【建設中のビル】
ほむらの手をとるマミ。
マミ「正直なところ、心の整理がつかない」
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2012/11/25(日) 09:18:24.83 ID:17xPWvffo
【まどかの部屋】
ベッドで横になっているまどか。
まどか「ほむらちゃん……マミさん……それに杏子ちゃん」
270:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:19:42.89 ID:17xPWvffo
まどか「ほむらちゃんたちも……いずれ魔女になるの?」
キュゥべえ「さあ、どうだろう。そうなる前に生命を落とす魔法少女も少なくない」
キュゥべえ「僕としては、魔女になってくれることが望ましいのだけど」
271:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:20:53.54 ID:17xPWvffo
まどか「私たち、消耗品なの?あなたたちのために、死ねっていうの?」
キュゥべえ「僕たちはあくまで君たちの合意を前提に契約しているんだよ?」
キュゥべえ「それだけでも充分に良心的なはずなんだが」
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