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2012/12/09(日) 09:11:16.39 ID:5ZufbDDxo
杏子「何だとっ!」
格子状に展開した防御壁が、圧倒的な物量の前に蹴散らされる。
気づいたほむらが援護しようとするが、数発機関銃を撃ったところで弾丸が切れる。
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2012/12/09(日) 09:12:49.36 ID:5ZufbDDxo
ほむら「巴マミ!佐倉杏子!」
ぴくりとも動かない二人。
ほむら「どうして?……どうしてなの?」
360:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 09:13:56.00 ID:5ZufbDDxo
ほむら「美樹さやか……その格好」
さやか「あー、せっかく助けに来たんだからさ。そのフルネーム呼びやめなよ」
さやか「さやかでいいから。あたしはこれから、ほむらって呼ぶ」
361:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 09:14:56.49 ID:5ZufbDDxo
さやか「けが人一名発見。これは、早速出番ですね」
一人うなずいて、マミのもとへ行くさやか。
ワルプルギスの夜を警戒しつつ、その後を追うほむら。
マミのそばに立つさやか。
362:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 09:15:50.07 ID:5ZufbDDxo
ほむら「時間を、止めた?」
マミ「たぶん、瞬間移動よ」
マミ「彼女の左手を見た?籠手に紫色のダイヤのマーク」
363:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 09:16:41.78 ID:5ZufbDDxo
ほむら「私の知っている魔法少女のさやかは、剣を無数に出して投擲する」
ほむら「思えば、あれはあなたの戦法に影響されていた」
ほむら「今のさやかが私の影響を受けている、というのも、そういう意味では理解できる」
364:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 09:17:37.46 ID:5ZufbDDxo
ほむら「同感ね」
ほむら「――『献身』」
ほむら「私はこの時間をあきらめかけていた」
365:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 09:18:45.33 ID:5ZufbDDxo
ほむらを見据え、ゆっくりとうなずくマミ。
マミ「いいけど、私は高いわよ?」
マミ「そうね。戦いが終わったら、大きなケーキをごちそうしてくれる、というのはどうかしら」
366:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 09:20:35.46 ID:5ZufbDDxo
マミ「ともかく、これで瞬間移動と攻撃の組が二つ作れるわ」
マミ「私と暁美さん、そして美樹さんと佐倉さん。瞬間移動で近づいて攻撃、離脱」
杏子が意外そうな顔でマミを見つめる。
367:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 09:23:36.58 ID:5ZufbDDxo
マミ「動き出したあいつを放置すれば、見滝原全域が瓦礫の山になってしまう」
マミ「ここが正念場よ」
広げた手のひらを下に向け突き出すマミ。
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2012/12/09(日) 09:24:33.28 ID:5ZufbDDxo
マミ「さあ、気合を入れて!行くわよ!」
おう!と叫ぶ三人。
ワルプルギスの夜を追って飛ぶ。
使い魔をばらまくようにして追撃をさえぎるワルプルギスの夜。
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