426:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:02:15.85 ID:IDUaz4tQo
手帳を取り出し、開く天童。
天童「お前が魔法少女になるとき、何を願ったか覚えているか?」
天童「『彼女に護られる私でなく、彼女を護る私になりたい』」
427:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:02:59.58 ID:IDUaz4tQo
天童「それもお前が願ったからなんかじゃない」
天童「お前が行動したから、二人はお前を友達と認めたんだ」
天童「そもそも友達なんてものは、願い事で作るもんじゃねえからな」
428:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:03:51.75 ID:IDUaz4tQo
うなずく天童。
天童「最初に会ったときから、お前はずっと鹿目まどかのことだけを考えてた」
天童「でも今じゃ、仲間のことも考えられるようになったじゃねえか」
429:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:04:37.86 ID:IDUaz4tQo
ほむら「変人で、おならが臭くて、人のお金でお土産買ってくるような奴だけど」
ほむら「まだまだ、あなたから教わることはあるわ」
苦笑する天童。
430:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:05:26.75 ID:IDUaz4tQo
【14:06/オフィス街】
マンションの屋上。
目を覚ますほむら。
変身の解けた制服姿。
431:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:06:11.39 ID:IDUaz4tQo
マミ、さやか、杏子が起き上がる。
マミ「どうして?気を失ってたみたい、だけど……」
杏子「雨の中、呑気に寝てるなんて、バカみてーじゃねえか」
432:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:07:08.71 ID:IDUaz4tQo
マミ「まさか、何者かに盗まれた?」
ほむら「ソウルジェムが私たちの生命活動をサポートできる距離にあるなら変身できるはずよ」
ほむら「誰か、変身できる?」
433:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:08:00.18 ID:IDUaz4tQo
杏子「全員魔法少女じゃなくなった。そういうことかよ」
マミ「……鹿目さんの願い。それが今の状況を生み出したんじゃないかしら」
さやか「どういうこと?」
434:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:08:45.53 ID:IDUaz4tQo
さやか「そもそもまどかは、どんな願いを叶えてもらうつもりだったのさ?」
まどか「えっと、その。魔法少女が希望を持ち続けていられる、そんな風にならないかなって」
杏子「希望を持ち続けられない魔法少女は魔法少女じゃない」
435:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:09:49.79 ID:IDUaz4tQo
ほむら「九州から来た叔父よ。温泉饅頭をもらったでしょ?」
杏子「あれは、田舎から送ってきたからって、お前にもらったんじゃねえか」
ほむら「もう。馬鹿ーっ。どうして私がまどかをさらったあなたに温泉饅頭渡さなきゃならないの?」
480Res/285.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。