過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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148:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 08:20:09.12 ID:FW+Jr7MZ0
「俺達は医者だ」

「…………」

「そしてこの子は、道具だ」
以下略



149:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 08:20:37.83 ID:FW+Jr7MZ0
「それだけとは、私にはどうも思えないのだがね」

「皮肉か?」

「それ以外の何かに聞こえたのなら、多分そうなんだろう」
以下略



150:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 08:21:15.45 ID:FW+Jr7MZ0


びっくりドンキーの前と同じ席で、
汀はゆっくりとメリーゴーランドのパフェを口に運んでいた。

以下略



151:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 08:21:44.06 ID:FW+Jr7MZ0
「……何でも言うこと聞いてくれるって言ったのは圭介だよ……」

息をついて、圭介は手を伸ばして、汀の前からパフェをどけた。

「とりあえず、店を出よう。一旦車で休んだ方がいい」
以下略



152:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 08:22:12.92 ID:FW+Jr7MZ0
汀は、こくりこくりと頭を揺らしながら、小さく呟いた。

「圭介……」

「ん?」
以下略



153:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 08:22:41.22 ID:FW+Jr7MZ0
圭介は無言で車椅子を押した。

そして店員達に見送られながら、駐車場に向かう。

「……俺にはまだ、よく分からないけど」
以下略



154:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 08:23:08.67 ID:FW+Jr7MZ0
寝息が聞こえた。

彼は、眠りに入っている汀を見下ろし、息をついた。

そして小さく呟く。
以下略



155:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 08:24:10.59 ID:FW+Jr7MZ0


お疲れ様でした。

次回の更新に続かせて頂きます。
以下略



156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/17(水) 10:10:36.25 ID:f45u82cIO



157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2012/10/17(水) 16:02:49.96 ID:hzwswZKAO
乙。
まだ2話目だけど凄く期待させられる。もうプロダクションIGとかでアニメ化しろよ。

悪夢世界のイメージは伝わるけど、たまに地形や人の位地関係がわからなくなって、ん?となる。まあでも夢の中だしなぁ。



158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/10/17(水) 17:44:07.88 ID:tIR71bnbo
すごい引き込まれる世界観だ。
楽しみにしてる!


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