過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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291:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 11:27:49.62 ID:OB2lhOYj0
「俺は高畑圭介。圭介と呼んでくれていい」

「私の親戚?」

「そうだ」
以下略



292:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 11:29:26.56 ID:OB2lhOYj0
「私、どうしたの?」

「大型トラックに撥ねられたんだ」

「体が動かないよ……」
以下略



293:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 11:30:10.92 ID:OB2lhOYj0
「リハビリ? 訓練?」

「うん。大丈夫だ。少し頑張ればすぐによくなるさ」

問いかけに答えず、大河内は続けた。
以下略



294:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 11:32:08.26 ID:OB2lhOYj0
「これ……私……?」

目に見た事が信じられず、汀は呆然と呟いた。

その頭を撫で、大河内が言う。
以下略



295:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 11:32:43.70 ID:OB2lhOYj0
表紙に、端的に

『Mind Sweeper 契約書』

と書かれている。
以下略



296:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 11:33:14.02 ID:OB2lhOYj0
歩いていく圭介を見送り、汀は呟いた。

「あの人……怖い……」

「無愛想な奴なんだ。根はいい人間だ。信用してやってくれ」
以下略



297:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 11:33:39.38 ID:OB2lhOYj0
「泣かないで。一緒に治していこう。一緒に」

いつの間にか汀は泣いていた。

涙が、次々と目から流れ落ちていく。
以下略



298:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 11:34:08.48 ID:OB2lhOYj0
大河内は汀から体を離して、また頭を撫でながら言った。

「これからは、私がついている」

「……うん」
以下略



299:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 11:34:39.95 ID:OB2lhOYj0


びっくりドンキーのいつもの席で、
汀はチビチビとメリーゴーランドのパフェを食べていた。

以下略



300:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 11:35:10.66 ID:OB2lhOYj0
「どうして?」

目を丸くした彼女に、圭介は笑いかけて言った。

「覚えてないだろうけど、お前、レベル6の患者の治療に成功したんだ。
以下略



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