過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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325:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:29:34.17 ID:K0O/uRqT0
「一度、お前の身辺を警察も交えて徹底的に洗う必要がありそうだな」

「元老院が許せば、勝手にやればいい」

挑発的にそう言い、圭介と大河内はしばらくの間にらみ合った。
以下略



326:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:30:14.76 ID:K0O/uRqT0
「見ない顔だな」

「そこまでの情報はないのか」

「探りあいは止めよう。
以下略



327:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:30:49.52 ID:K0O/uRqT0
「へぇ、『施設』ね」

圭介は冷たい目で彼を見た。

「『収容所』の間違いじゃないのか?」
以下略



328:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:31:22.59 ID:K0O/uRqT0
「だろうな」

息をついて、圭介は言った。

「つまり今の状況は、飼い犬に手を噛まれた状況と同じってことか?」
以下略



329:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:32:00.41 ID:K0O/uRqT0
「殺し合いをしろってことか」

「違う。汀ちゃんに、ナンバーXを説得して欲しいだけだ」

「説得?」
以下略



330:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:32:37.23 ID:K0O/uRqT0
「合点がいったよ」

「請けてくれるか」

「充当手当ての五倍もらう」
以下略



331:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:33:35.75 ID:K0O/uRqT0
そして眠っている小白を無造作に掴み、ケージに放り込むと、
リードを外して、それもケージの中に突っ込んだ。

彼はケージを腕にかけると、汀を慎重に抱き上げた。

以下略



332:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:34:07.14 ID:K0O/uRqT0


「ナンバーX?」

きょとんとした顔で汀がそう言う。
以下略



333:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:34:47.20 ID:K0O/uRqT0
「大河内せんせに会えるかな?」

「依頼主が大河内なんだ。嫌がおうにも会うことになるさ」

「ほんと? やだ、私こんな格好で……」
以下略



334:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:35:21.00 ID:K0O/uRqT0
「その、ナンバーXっていうマインドスイーパーが、
勝手に回線に進入してきて、
他の人のマインドスイープを邪魔してるんだ」

「話によるとな。どの程度の能力者なのか分からないから、
以下略



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