過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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400:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/19(金) 19:09:24.74 ID:v+tkSpTq0
そこで、たーくんの隣に寝転んでいたみっちゃんが口を開いた。

「そうだね。いっくんの言うとおりだと思うよ」

「みっちゃんはいっくんの肩ばっかり持つよな」

たーくんが呆れたように言う。

私達の髪の毛は、みんな同じ様に灰色になりかかっていた。

色素が抜けてきているのだ。

私は、一面のクローバーの香りを吸い込んで、そして呟いた。

「でも、ここが現実じゃなくても。私はここの方がいいな」

「どうして? 現実じゃないのに」

いっくんがそう言う。


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